患者さんの症例|野球で手をついて指を捻挫した小学生〜副子固定

指に絆創膏を貼り、テープと包帯で固定した手元のクローズアップ
【患者さんの症例】

小学生 男子 野球部

野球練習中転倒し、中指と小指を捻ったということで、当院に来院されました。

負傷が日曜日だったので救急病院で検査してもらい、骨折ではないといわれたのですが、その後、だんだんと痛みがひどくなり患部の腫れも出てきたため、改めて当院を受診されたとのことです。

当院での検査では、骨折を疑う症状が少ないながらもあったため、今回は骨折に準じた施術、ギブス固定を行い、再検査のために病院を紹介しました。

紹介した病院での改めて行った画像検査の結果、やはり骨折はなかったのですが、ねんざがひどかったためそのまま副子固定となりました。

捻挫には状態によって、段階があり損傷がひどくなるほど治癒期間が長くなります。
詳しくは、こちらをご覧ください→捻挫には3段階の強度があります|捻挫の治癒期間について

ねんざや脱臼でも、ケガの状態がひどいときは、副子固定=添え木で固定をしたほうが治癒までの期間が早くなることがあります。

当院ではアルフェンス(アルミ副子)やプライトン(熱可塑性プラスチック)などで、個々人にあった固定具を作っています。

患部の負担を少しでも減らし、一日でも早く復帰できるように固定をしていきます。

子供のケガは直後のレントゲンで骨折が写らない事がある

子供の場合、受傷直後にレントゲンで異常がなく、骨折の疑いがなくねんざだと思っていても、後日改めてレントゲンを撮ると骨折を発見することがあります。

これは骨折の見落としではなく、ひびが入っただけのような骨折があったり、骨折端がずれずにはまった状態だと、子供では軟骨が多いためレントゲンに写らないからです。

しばらくして骨折が治るためのカルシウムが付着してきますので、その時に初めて骨折箇所が骨折線になってレントゲンに写るようになります。

今回のケガも、それを考えて2回目の検査を依頼したという事です。

当院では少しでも異常を感じたり検査が必要だと判断した場合は、紹介状を添えてそれぞれの病状にあった病院を紹介しています。

今回は骨折が無くて一安心でした。

夏休みももうすぐ終わります、気をつけてお過ごしくださいね。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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