運転中の腰痛対策|長時間の運転が楽な姿勢とクッションの使い方

5月14日は母の日でしたね。

母の日には、お母さんをドライブに誘って、思い出に残る一日を過ごされた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

家族みんなで温泉旅行なんかも楽しくていいかもしれません。

そんな楽しいドライブも長距離になると体も疲れてきます。

長距離ドライブに行かれた方にお話をお聞きすると、長時間になると腰痛が出てきてしんどくなることが多いようです。

長時間の運転で腰痛に悩まされると、そんな楽しい気分も半減してしまいますよね。

そこで、今回は運転中の腰痛について解説し、長時間の運転が楽になる方法についてまとめました。

もともと腰痛があり、運転しているとだんだんと辛くなるという方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。

運転中の腰痛対策|長時間の運転が楽な姿勢とクッションの使い方|今治市 星野鍼灸接骨院

車の運転による腰痛対策。腰が痛い原因はシートの座り方?

腰痛の原因には、
・長時間中腰や猫背などの姿勢が続く
・運動不足で腰を支える筋力が弱っている
・寒さで筋肉が硬直する
などがあり、腰や背中の筋肉が緊張するために痛みが出てくると言われています。

運転中の腰痛が出てくるのは、長時間同じ姿勢が続くことにより、腰の筋肉が緊張してくるからです。

また、エンジンからの振動や走行中の揺れにより、体を支える筋肉がさらに緊張しやすくなるため、イスに座っているよりも腰痛が出やすくなるという研究データもあります。

教習所では運転中の姿勢について指導があります。

運転中の楽な姿勢とは、シートに深く座り、腰と背中を背もたれにぴったりつけ、背中を背もたれにつけたまま両手でハンドル上部をもち、ひじが少し曲がるくらい余裕ができる角度にシートの角度を合わせた状態とされています。

ところが、この姿勢を取っていても腰痛がひどくなったり、体全体がしんどくなることも多いです。

その理由は、シートにもたれた時の体の支え方にあります。

腰痛を予防する運転中の姿勢とシートの角度

先ほど書いたように、運転中の楽な姿勢は「シートに深く座り、腰と背中を背もたれにぴったりつけた」姿勢です。

車のシートは、この姿勢をとった時に背中を伸ばしやすくするために腰の部分が少し盛り上がっています。

実は、この盛り上がった部分があることが、腰が緊張する姿勢になる原因です。

座った際には骨盤と太ももで体を支え、少し腰が丸くなる姿勢になります。

長時間腰が楽になるためには、骨盤がしっかりと安定していることが大事です。

腰の部分が盛り上がっていると、シートに座った際に腰から背中のシートに当たるところで体を支えるようになります。

この姿勢では骨盤のサポートが少なく少し不安定で、腰に負担がかかるため、腰まわりの筋肉が緊張しやすくなります。

腰まわりの筋肉の負担を減らすには、背中よりも下から体を支えられるように、骨盤やお尻の部分で体を支えることです。

ところが、車のシートは腰の部分が盛り上がっているため、どうしても骨盤やお尻の部分に隙間ができ、体を支えることが難しくなります。

そこで、クッションを使うことでこの隙間を埋めて腰を支えやすくすることができます。

腰痛でも運転が楽な姿勢になるクッションの使い方

クッションを当てる前に、シートの位置を調整してください。

シートの位置は、シートに深く座った状態でブレーキを目一杯踏み、膝が少し曲がる程度です。

それでは、クッションを使った運転が楽になる姿勢についてお伝えします。

腰に当てるクッションは、タオルで作ります。

スポーツタオルのような大きさで、フェイスタオルよりも少し大きめくらいのものが最適です。

バスタオルを使う場合は、なるべく小さめのものがお勧めです。

クッションの作り方
①タオルを長い方が半分になるように折ります
②長い方を3つに折ります
③クルクルと丸めます
④シートの背もたれとの境の真ん中におきます

これで、クッションは完成です。

クッションを当てる位置は、骨盤の真ん中です。
その位置にあたるように、位置を調整してください。

また、クッションが骨盤にあたる感じがほとんどないくらいが理想的です。

シートと骨盤の隙間を埋めるようなイメージでタオルを丸めて、硬さを調整してみてください。

お尻から骨盤の左右の盛り上がりの真ん中にクッションを置くことで、骨盤全体が安定して座れるようになります。

その状態で、腰と背中を背もたれにぴったりつけ、背中を背もたれにつけたまま両手でハンドル上部をもち、ひじが少し曲がるくらい余裕ができる角度にシートの角度を合わせてください。

座った時に一番先にクッションにあたり、シートに背中が当たる感じになればOKです。

この状態で、腰が楽な姿勢で運転ができるようになります。

また、この姿勢で楽に運転できますが、運転中には適度な休息が大事です。

1時間に1度程度の休息をとって、歩くことでより楽に運転ができるようになります。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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