普段何気なく動いていると、つい足の指をぶつけてしまうことってありますよね。
軽い打撲や突き指だと思っていたら、実は骨折だったということもあります。
今回のテーマ
今回のテーマは、段差やベッドの階段を降りたときに、足の指を床に強くぶつけてしまったケガです。
思ったより低くて勢いよく足をついてしまい、その瞬間に激痛が走った、というご相談です。
「ただの突き指だと思っていた」とおっしゃって来院される方もいらっしゃいます。
突き指と「ひび」を見分ける目安
足の指の骨は小さく、ケガをした場所が関節に近いと、突き指か骨折かの見分けが難しくなります。
骨折の中には、ポキっと完全に折れているのではなく、ヒビが入っている状態のものがあります。これを不全骨折と言います。
目安になるのは、内出血があるか、触れただけでも強く痛むか、です。
当院での対応
骨折が疑われるときは、病院に紹介状をお出しして、レントゲンで骨の状態を確かめてもらいます。
足の指の不全骨折では、ギプスや副子(そえぎ)での固定をしない場合もあります。
当院では、固定するメリットとデメリットをお話ししたうえで、固定するかどうかを決めています。
固定したほうが体の負担が減り、歩きやすくなる場合は、短い期間の固定をおすすめしています。
骨がつながり始めているかどうかは、時期をみて、もう一度レントゲンで確かめてもらいます。
受診の目安
足の指をぶつけたあと、内出血がある、触れただけでも痛い、腫れが引かないというときは、突き指と決めつけずにご相談ください。
症状によっては、医師の診察が必要な場合があります。気になる症状があるときは、まず医療機関にご相談ください。
(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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