ゴールデンウィークも終わりましたね。
久しぶりに旅行やレジャーに行かれた方も多かったのではないでしょうか?
また、自宅でのんびりとビデオをみたりゲーム三昧という方もいらっしゃったと思います。
長時間の移動があったり長時間のゲームやビデオを見たり、いつもと違うことをすると肩コリがひどくなるという方も多くなるようです。
肩こりでお悩みの方にお話をお聞きすると、コリがひどくなってくるとマッサージをしてもなかなか楽にならない、肩の痛みだけでなく頭痛も出てくるというお話をお聞きすることもあります。
マッサージしても楽にならないどころか、ひどくなって頭痛も出てくると辛いですよね。
そこで今回は、肩こりとマッサージについてお話しし、より効果的な方法についてまとめました。
ぜひ一緒に解消していきましょう!
肩こりにマッサージは効果があるの?
結論を先にいうと、マッサージでコリは楽になりますが、マッサージの仕方によって効果が違ってきます。
肩こりは首から肩・背中にかけての筋肉がこわばって、だるくなったり重さや痛みを感じたりする状態です。
筋肉がこわばってくると、その中を通る血液の流れが悪くなったり、神経が緊張したりしてきます。
マッサージを行うことで、筋肉がほぐれると血液が流れやすくなり、神経の緊張も緩和するため、肩こりが楽になってきます。
ところが、マッサージにはついついハマってしまいやすい落とし穴があります。
それは、段々と強い刺激を求めてしまうことです。
自分でマッサージをしていると、段々と強く揉んだり叩いたりするようになってくるようになります。
その理由は、硬くなった筋肉をマッサージすることで筋肉を傷めてしまい、さらにこわばってしまうため、より強い刺激でないと気持ちよく感じないためです。
例えば虫刺されで痒くなったところを引っかいていると、段々と引っかく強さが強くなり血が出るほど引っかいたりすることがあると思います。
マッサージも同じで、刺激が入るほどより強い刺激を求めてしまうので、段々と強く揉んだり叩いたりすると、筋肉を傷めてしまいやすくなります。
実はマッサージの目的は筋肉をほぐすよりも、血液やリンパの流れをよくすることです。
押したり叩いたりして筋肉をほぐすよりも、軽い刺激で血液やリンパの流れをよくする方法があります。
それは引っ張ることです。
肩こりの治し方は強いマッサージよりも皮膚を引っ張ること
引っ張る方法は、筋肉ではなく皮膚をつまんで引っ張り上げます。
筋肉は多くの繊維が束になり筋膜に包まれ、皮膚ともつながっています。
皮膚をつまんで引っ張り上げることで、その下にある筋肉を包む筋膜も引っ張られるため、筋肉の隙間を広げるような力がかかります。
筋肉の束の隙間が広がることで、その中を通る血液やリンパが流れやすくなりコリが改善しやすくなります。
例えば、きつい服をきて動くよりもゆるい服を着て動くと動きやすいのと同じ感じです。
実際に皮膚をつまんで引っ張ってみると、痛みが強いところとほとんど痛みを感じないところがあると思います。
コリがひどくて硬くなっているところは皮膚も緊張しているため引っ張ると痛みがあり、あまりこっていない所は引っ張ってもほとんど痛みを感じることはありません。
つまりコリの原因になる、筋肉が緊張しているところほど痛みを感じる、ということです。
皮膚をつまんで引っ張る!自分でできる肩こりマッサージ
皮膚をつまんで引っ張り上げる目安は、つまんだ時の痛みです。
痛みがあるところは筋肉の緊張が強いところで、その上にある皮膚も緊張し硬くなり、引っ張り上げた時の痛みも強くなります。
また、緊張しているため、皮膚が硬くなりつまみにくくなります。
このつまんだ時の痛みとつまみ上げた硬さが和らぐのを目安に引っ張るマッサージをしていきます。
マッサージを行う場所は、
①耳の下を触った時にある骨の出っ張りから首の横
②後頭部の左右にある筋肉が盛り上がったところ③肩甲骨の上側から内側の3箇所を行ってください。
(詳細は動画をご覧ください)
そのほかに気になるところがあれば、同じようにマッサージをしてもらって構いません。
ポイントとしては、強すぎないことです。
皮膚をつまんで1〜3秒引っ張り上げたり、つまんで引っ張った状態で軽くゆらしたりして、少しずつマッサージしていきます。
少しずつつまんだ時の痛みや硬さが和らいでくるのを感じたら、そこでOKです。
このマッサージのコツは、皮膚をゆるめることですので、強い刺激でなく軽い刺激で行ってください。
今回のマッサージを行っても、なかなか肩こりが改善しない場合は、体のゆがみやその他の原因が考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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