サポーターいらず!膝の痛みの原因とおすすめの効果的な歩き方

12月になり寒くなってきましたね。

冬といえばアイススケート。

今年は12月7日から10日まで、フィギュアスケートのグランプリファイナルが行われました。

日本代表は、坂本花織選手や鍵山優真選手など世界のトップレベルの選手が多いです。

女子は坂本花織選手が初優勝し3位に吉田陽菜選手、男子では宇野昌磨選手が2連覇を逃したものの2位という成績を収め、鍵山優真選手が3位という結果になりました。

日本人選手の活躍もさるものながら、立つのも大変な氷の上でジャンプやスピンを行うことがすごいですよね。

ジャンプを行う際には、膝を曲げ伸ばしする必要があり、滑りやすい氷の上では強大な筋力を要すると言われています。

日常生活では、寒くなってくると膝の曲げ伸ばしがしづらくなったり、歩く時に痛みが出たりしやすくなることもあります。

膝の痛みがある方にお話をお聞きすると、
・動きはじめに膝が痛む
・階段の昇り降りで膝が痛む
・膝が痛くて歩くのも辛い
・膝が重い、だるい感じがある
・膝が曲がりにくくなる
・年齢とともに痛くなってきた
といったお悩みがあるようです。

動きはじめに痛みがあったり歩くと痛かったりすると辛いですよね。

そこで今回は、膝の痛みの原因について解説し、楽に歩ける方法についてまとめてみました。

ぜひ一緒に解消していきましょう!

サポーターいらず!膝の痛みの原因とおすすめの効果的な歩き方|今治市 星野鍼灸接骨院

膝の痛みの原因とサポーターの効果について

動きはじめや歩く時の膝の痛みは、足からふくらはぎの向きと膝から太ももの向きのズレが原因です。

実は、膝を曲げ伸ばしする際には、太ももに対してふくらはぎが少し捻れるように動きます。

膝の曲げ伸ばしの際にふくらはぎの捻れる動きと、太ももの向きにズレが出てくると、膝に負担がかかります。

これが膝の痛みの原因です。

歩いたり動作をする時には、足が地面についているため、足の向きによって動きの方向が左右されやすい関節でもあります。

膝は曲げ伸ばし動作中に「捻れる」という動きがあるため、足の向きが動作を行う方向にきちんと向いていることがとても重要になるからです。

サポーターは、膝を曲げ伸ばしする際の太ももとふくらはぎの向きを補正し、動きのズレを防ぐ働きがあります。

また、固定をすることで膝を支える筋肉の補助にもなり、より安定した動きにすることができます。

さらに、足の向きと動作を行う方向を合わせることで、膝への負担を減らすことができるので、サポーターがより効果的になりますし、サポーターがなくても痛みを改善することができます。

膝の痛みがある時は寝る時にもサポーターは付けたほうがいい?

また、サポーターは寝る時にも付けたほうがいい?というご質問をいただくことも多いです。

この答えは、条件によって変わります。

先ほどお伝えしたように、膝のサポーターは固定することによる筋肉の補助と動きのずれを防ぐことが目的です。

ですので、睡眠中には膝に体重がかかったり捻ったりする動きの負担になることがないので、固定するためのサポーターは必要ありません。

また、固定を目的としたサポーターは、締め付けが強めに作られていますので、睡眠中に血液の流れが悪くなってしまう場合もありますので、ご注意ください。

一方で、寒い時期やクーラーなどで足が冷える感じがする時には、保温を目的としたサポーターを付けたほうが楽な場合があります。

足が冷える感じがする時には、膝だけでなくふくらはぎまで隠れるようなレッグウォーマーでもかまいません。

動く時には固定用、睡眠の時には保温用、と覚えておくといいと思います。

サポーターいらず!膝の痛みに効果的なおすすめの歩き方

膝の痛みを解消するには、足の向きと動作を行う方向を合わせることで、膝への負担を減らすことが大事だとお伝えしました。

それでは、膝への負担を減らす歩き方の練習方法をお伝えします。

まず覚えていただきたいのは、人の体は、足の指が向いているほうに力が入りやすいことです。

動作をする方向に足の指が向くようにし、膝の向きを足の向きに合わせるように意識することで、足の裏から膝へと下半身全体にしっかりと力が入るようになります。

それを踏まえて、歩き方の練習方法をお伝えします。

◉歩き方の練習方法

①まっすぐ立ちます
②つま先のすぐ前に反対側のかかとが着くように足を出します③一本のラインの上を歩いているイメージで足を出していきますつま先のすぐ前にかかとが着くように歩くことで、前後の足の指先までしっかりと力が入り、両足の裏で体を支えているのを感じることができると思います。

練習のはじめはふらついたりバランスを崩すことがありますので、壁に手をついて支えながら歩いてもらっても大丈夫です。

はじめは下を向いて足の位置を確認すると思いますが、段々と足元ではなく歩く先を見るようにして、2〜3メートルから歩いてください。

ふらつきがなく歩け出したら、つま先とかかとの間を少しずつ広げながら歩くようにしていき、最終的に普段の歩幅まで広げていきます。

足の裏にしっかり力が入る感じがあると、膝も踏ん張りやすくなっていると思います。

膝に負担がかからないように、少しずつ練習してみてください。

まとめます。

膝の痛みは、足からふくらはぎの向きと膝から太ももの向きのズレが原因です。

サポーターは、膝を曲げ伸ばしする際の太ももとふくらはぎの向きを補正し、動きのズレを防ぐ働きがあります。

また、足の向きと動作を行う方向を合わせることで、膝への負担を減らすことができます。

人の体は、足の指が向いているほうに力が入りやすいからです。

動作をする方向に足の指が向くようにし、膝の向きを足の向きに合わせることで、足の裏から膝へと下半身全体にしっかりと力が入るようになります。

こういった対策をとってもなかなか膝の痛みが解消しない場合には、体の歪みなどからくる膝への負担が強かったり、変形が悪化して炎症が強かったりすることが考えられます。

その際には、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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