膝が腫れて歩くと痛い|加齢だけでなく、足の踏ん張りと体の歪みから考える背景

前かがみになり太ももに手を当ててつらそうにする高齢の女性

「膝が腫れて歩くと痛い…」
年齢とともに、膝痛に悩む方が増えています。

加齢による筋力低下が背景にある膝痛は多く、日常生活や運動が思うようにできなくなったという方も少なくありません。

今治市にお住まいの方で、こんな膝の痛みでのお悩み、ありませんか?

整形外科で湿布と包帯による固定をしていても、痛みが続いている、という方もいらっしゃいます。

湿布や包帯での固定だけが対処法だと考えてはいませんか?足の踏ん張りや体の歪みを整えることも、対処法の一つです。

今回は、膝が腫れて歩くと痛みがある、というご相談をテーマに、膝痛の背景と当院での対応をお伝えします。

今回のテーマ

今回のテーマは、膝が腫れて、歩くと痛みがある、というご相談です。

以前からバレーボールを続けてこられた方で、膝が腫れてきて痛くなり、車の運転や食事の支度にも支障が出ることがあります。

また、階段の上り下りで痛みがあり、時間がかかってしまいお困りになる方もいらっしゃいます。

加齢や筋力低下が膝痛の背景になる理由

湿布や包帯で固定することには、関節にかかる負担を減らして炎症を和らげる目的があります。

年齢とともに関節の軟骨がすり減ってクッションとしての働きが低下します。

また、太もも前側の筋力低下も膝痛の背景になります。

太もも前側にある大腿四頭筋は、膝関節を支える重要な働きがあり、筋力が低下すると支えが不安定になり、関節への負担が大きくなります。

膝の痛みがある方では、加齢による軟骨のすり減りがみられることがあります。

筋力が低下している背景には、加齢もありますが、それだけではありません。

足がしっかりと踏ん張れていなかったり、体の歪みがあったりして姿勢が悪くなり、動作がうまくできなくなることも背景にある、と私は考えています。

膝の腫れと痛みの場所から考える|体の歪みと足の踏ん張り

体の歪みから足がしっかりと踏ん張れず、膝に無理な力がかかって痛みが出ている方もいらっしゃいます。

膝の内側から下側に腫れと痛みがあり、歩いたり階段の上り下りをしたりするのがつらい、というご相談です。

検査を行うと、バレーボールのようにスポーツを続けてこられた方では、関節の変形と、筋肉の使いすぎによる負担が、炎症の背景にあることがあります。

また、膝の腫れが、関節全体に水が溜まっているのか、局所的な炎症からくる部分的な腫れなのかも、検査で確かめます。

当院での対応

検査結果に合わせて、当院の整体で、変形や使いすぎによる負担の背景にある歪みを整え、足を整えます。

足が踏ん張りやすくなることで、膝への負担を減らすことを目指します。

施術のあとには、施術前に行った検査と同じ検査で、膝の動きや歩いたときの痛みの出方がどう変わったかを比べて確かめます。

バレーボールのように、いつまでもスポーツを続けたいという方が、月に1回ほどの間隔で、お身体の調整を目的に通われることもあります。

膝の痛みの背景を考える|痛みの場所と腫れ方で見る2つのポイント

膝の痛みの背景を考えるには、①痛みの場所と②腫れの状況を見る2つの重要なポイントがあります。

①痛みの場所による原因の違い

膝の痛みは、部位によって異なる特徴があります。

内側の痛みは40~50代に多く、変形性膝関節症や半月板損傷が主な原因です。
加齢による関節軟骨の摩耗が影響しています。

外側の痛みは、ランニングやサイクリングなどのスポーツ愛好家に多く、腸脛靭帯炎やスポーツ特有の損傷が原因となります。

膝の上側と下側の痛みは、若い方やアスリートに特徴的で、大腿四頭筋付着部炎やジャンパー膝、オスグッドなどの使いすぎによる炎症が主な原因です。

②腫れの状況による原因の違い

膝の腫れの主な原因の一つは関節に溜まった水(関節水腫)です。
変形や靭帯損傷が原因で炎症がひどくなると、膝に水が溜まってきます。

もう一つは、炎症部分のむくみによる局所的な腫れです。
炎症を引かせるために血液が集まって、その周りがむくみます。

関節に水が溜まると、お皿が浮き上がって力が入りにくくなり、関節が不安定になります。
また、この時はお皿を押さえるとブヨブヨとした感じがします。

膝の痛みの背景を考えるためには、痛みの場所と腫れの状況という2つの重要なポイントを理解することが大切です。

これらを見極めることが、予防策や対処を考える手がかりになります。

膝痛のセルフケアについて、別のブログで取り上げていますので、そちらも合わせてご覧になってみてください。

膝の痛みで歩くのが辛い。内側の腫れと痛みの原因を改善するストレッチ

変形性膝関節症で内側の痛みを改善するテーピング

受診の目安

膝の腫れや痛みが続いて歩くのがつらいとき、腫れの中身はご自身では分かりにくいこともあります。 不安があるときは、接骨院や病院など医療機関の受診もご検討ください。

症状によっては、医師の診察が必要な場合があります。気になる症状があるときは、まず医療機関にご相談ください。

(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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