この記事の要約
足の指をぶつけて、歩けるけれど痛みが続いている。
それが「ひび(骨折)」なのか「打撲」なのか、自分で見分けるのは意外と難しいものです。
この記事では、ぶつけた直後にまずやること、ひびと打撲の違い、ひび・骨折を疑う3つの目安、そして病院や接骨院に行く目安をまとめています。
この記事の要点
・ひびは、骨折の一種
・歩けるからといって、骨折していないとは限らない
・ひびを疑う目安は「痛む場所」「響く痛み」「引かない痛み」の3つ
・ぶつけた直後は、まず冷やす。引っ張らない、無理に動かさない
・親指のケガ・変形・体重をかけられない・腫れがひどくなる場合は、整形外科へ
この記事を書いた人
今治市で星野鍼灸接骨院の院長をしている星野泰隆です。
鍼師・灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師という4つの国家資格を持ち、20年以上にわたって地域の皆さまの体のお悩みに向き合ってきました。
痛む場所だけを診るのではなく、体全体の負担を見て、回復しやすい状態に整えることを大切にしています。
ぶつけた直後に、まずやること
家具の角にぶつけた。高いところから降りるときに失敗した。人とぶつかった。
足の指のケガは、日常のちょっとした場面で起こります。
ぶつけた直後にやることは、シンプルです。
・まず冷やす。できれば氷で、指を上下から挟むように
・そのうえで、なるべく早く病院や接骨院で状態を確認してもらう
反対に、やらないでいただきたいこともあります。
・指を引っ張らない
・無理に動かして確かめない
動くかどうかを試したくなるのですが、もし骨が傷んでいた場合、動かすことで悪化させてしまうことがあります。
「歩けるから大丈夫」とは限りません
足の指をぶつけた方から、いちばんよく聞く言葉があります。
「歩けるから、大丈夫だと思って様子を見ていました」
歩けるので様子を見ていた。でもあまりに痛みが続くので、1週間ほどしてから病院に行った。そうしたら、ひびが入っていた。
実際に、そういう経過をたどられた方を何度も見てきました。
足の指は、骨が傷んでいても歩けてしまうことが多い場所です。
だからこそ、「歩けるかどうか」だけで判断すると、見逃しやすいんですね。
ひびと打撲は、何が違うのか
私は患者さんに、こうお伝えしています。
打撲は、いわゆる打ち身です。たんこぶができるようなものだとお考えください。
ひびは、ポキッと折れてはいないけれど、骨が割れていたり曲がっていたりする状態です。
つまり、ひびは骨折の一種なんです。
また、打撲だと思っていても、程度がひどければ、骨の表面を包む「骨膜」という膜を傷めていることがあります。
これも骨折の一種です。
「ひびだから骨折よりは軽い」と思われがちですが、区別されるものではなく、どちらも骨のケガとして扱う必要があります。
ひび・骨折を疑う3つの目安
ご自身でも確かめられる目安が、3つあります。
1. 痛む場所が、骨の上にある
指の曲がるところ(関節)ではなく、その間の棒状の骨本体の上が痛む場合は、骨のケガの可能性があります。

2. 離れたところから、痛みが響く
歩いたときの振動や、ぶつけた場所から少し離れたところに触れたときに、痛みが響くように伝わることがあります。
3. 日にちが経っても、痛みが引かない
打撲であれば、少しずつ痛みは引いていきます。数日経ってもなかなか引かない痛みは、骨のケガを疑うサインです。
一つ注意していただきたいのは、この目安を確かめるために、強く押したり叩いたりしないことです。
普段の動作の中で感じる痛みで、十分判断の材料になります。
この3つに当てはまらなければ、打撲でおさまることが多いと考えられます。
病院に行く目安、接骨院に相談する目安
次のような場合は、レントゲンでの確認が必要な状態ですので、先に整形外科を受診してください。
・足の親指をぶつけた
・指がねじれている、明らかに変形している
・足に体重をかけられない
・腫れが強く、日ごとにひどくなっている
それ以外の場合は、こう考えていただくと迷いにくくなります。
痛みはあっても、腫れがなく普通に歩けるようであれば、2〜3日様子を見てもよいと思います。
それでも痛みが引かない場合や、先ほどの3つの目安に当てはまる場合は、病院や接骨院など医療機関で確認してもらってください。
接骨院でも、触診や検査で状態を確認し、骨折の疑いがあれば病院への紹介状を出す、という形で対応できます。
見分けたあとに、知っておきたいこと
最後に、あまり知られていないことを一つお伝えします。
足の指の骨折やひびは、病院でも、テーピングや湿布で経過を見ることが多いケガです。
指がねじれていたり関節に及んでいたりしなければ、処置の内容が大きく変わらないためです。
そのため、痛みが引いたところで通院が終わることがほとんどです。
ただ、足の指は、骨がついたあとに関節が固まって動きにくくなったり、不安定なまま骨がついてしまったりすることがある場所です。
そうなってから改善はできますが、完全に元どおりとまではいかないこともあります。
痛みが引いたあとも、動かしにくさや歩きにくさが残っているようでしたら、そのままにせず相談してみてください。
今治市にお住まいの方は、当院での確認の仕方や治療の流れを、こちらのページにまとめています。
▼ 今治市で足の指のひび・骨折が心配な方へ|確認の仕方と治療の流れ
https://www.starlife2004.com/trouble/toe-fracture/
また、実際にベッドから降りるときに失敗して、足の指にひびが入った患者さんの改善例もあります。あわせてご覧ください。
▼ ベッドから降りるときに失敗して足の指に『ひび』が入った患者さん
https://www.starlife2004.com/2021/09/02/hibi-fr/
まとめ
足の指をぶつけたとき、「歩けるかどうか」だけでは、ひび・骨折と打撲は見分けられません。
痛む場所が骨の上にある。離れたところから痛みが響く。日にちが経っても痛みが引かない。
この3つの目安に当てはまるときは、無理をせず、病院や接骨院で確認してもらうと安心です。
軽症かもしれません。それでも、少しでも不安があるときには、早めに相談していただくことをおすすめします。
(鍼師・灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
ご予約はこちら
LINEでのご予約は24時間受け付けています。
こちらの画像をタップしてご予約、ご相談ください。
⬅️LINE予約はこちら⬅️
受付時間中は、お電話でもご予約可能です。
こちらの画像をタップしても、電話がつながります。
⬅️電話予約はこちら⬅️











