ばね指の症状改善!痛みや引っかかりに効果的なマッサージ

11月になり朝晩がだいぶ冷えるようになってきて、少しずつ木々も色づきはじめました。

鈍川温泉や西山興隆寺も、もうすぐ紅葉のシーズンに入りそうです。

気温が低下して手が冷えると、筋肉や腱が収縮しやすく、血行が悪くなり手や指が動かしにくくなります。

また、冷たい状態では手指の関節や腱が硬くなり、屈曲時に引っかかりが生じやすくなり
、ばね指の症状が増えやすくなることがあります。

ばね指でお悩みの方にお話をお聞きすると、
・指を動かすと、引っかかる感じがする
・指を曲げようとすると、バネのようにカクッとなる
・指の付け根に硬い塊があり、押すと痛い
・朝はひどいが、昼になると軽減する
といった症状にお困りのようです。

指を動かすたびに引っかかったり痛みがあったりすると辛いですよね。

そこで今回は、ばね指について解説し、引っかかりや痛みを改善するためのマッサージについてまとめました。

ぜひ一緒に解消していきましょう!

ばね指の症状改善!痛みや引っかかりに効果的なマッサージ|今治市 星野鍼灸接骨院

ばね指の痛み、初期症状の原因は腱鞘炎?

ばね指の痛みや引っかかりは、手のひらや指だけでなく、腕の筋肉からほぐす事が効果的です。

その理由は、手や指を動かす筋肉は腕からもつながっているからです。

ばね指と同じように指や手を動かした時に痛むことを腱鞘炎といいます。

指を動かす腱やそのガイドになるトンネル(いわゆる腱鞘)の腫れが原因です。

実はばね指は腱鞘炎の一つで、腱鞘炎が悪化した状態です。

指を曲げる筋肉は腕についていて、指と筋肉を腱でつないでいます。

その通り道にある関節部分で、腱が浮き上がらないようにしているトンネルが腱鞘です。

手や指を使う事が多く、何度も曲げ伸ばしをすると、腱や腱鞘の中で負担がかかりやすいところに炎症が起こります。
これが腱鞘炎です。

炎症が出ている状態でも使い続けていると、腱が腫れてきてコブができ、トンネル部分に引っかかるようになります。

引っかかっているのを無理に動かすと、バネを弾くようにバチっと指が動きます。

これが、ばね指です。

ばね指の引っかかり症状は腕からほぐす事が大事です

腱鞘炎が悪化した状態であるばね指は、指を曲げ伸ばしする筋肉が緊張して痛みや引っかかりを起こします。

指を曲げ伸ばしする際に働く筋肉は、腱鞘炎の痛みやばね指の引っかかりを起こす手のひらだけではなく、腕の部分にもあります。

ですので、手のひらや指だけでなく、腕の筋肉からほぐす事が効果的です。

指を動かす筋肉の中で、親指以外の指を曲げる筋肉は手のひら側から肘の内側に向かってつながっています。

親指を曲げる筋肉は、手のひら側の腕の真ん中あたりにつながっています。

それぞれ曲げる筋肉をほぐす場合には、手のひら側の腕の筋肉のマッサージが中心となります。

また、親指以外の指を伸ばす筋肉は手の甲側から肘の外側に向かってつながっています。

親指を伸ばしたり外に広げたりする筋肉は、手の甲側の腕の真ん中あたりにつながっています。

筋肉は曲げる筋肉と伸ばす筋肉がつながって動きますので、両方の筋肉をほぐすことで、より効果的にばね指の症状改善ができます。

ばね指の引っかかりや痛みの症状を改善するマッサージ

それでは、ばね指で痛みや引っかかりを改善するためのマッサージをお伝えします。

マッサージは腕から指にかけて順に行っていきます。

◉腕のマッサージ
①肘内側で手のひら側の腕の筋肉に親指を置きます
②軽く指を動かして一番動きが大きい場所や痛気持ちが良い場所を探します
③その場所に指を置いて手首を軽く20回まわします④肘外側で手のひら側の腕の筋肉に指を置きます
⑤軽く指を動かして一番動きが大きい場所や痛気持ちが良い場所を探します
⑥その場所に指を置いて手首を軽く20回動かしますばね指で痛みや引っかかりが出ている指によって、押さえて痛気持ちが良い場所が違います。

指で押さえる場所を少しずつ変えて、気持ちいいところでやってみてください。

◉手首のマッサージ
①手のひら側の手首の真ん中に親指を置きます②手首を軽く20回まわします

◉手のひらのマッサージ
このマッサージは、指を動かしながら行いますので、手のひらや指の痛みが強い場合には行わないでください。
①手のひらの指の付け根に親指を置きます②ゆっくりと指を曲げます
③その際に、親指で指の付け根から手首に向かって押しながら滑らせます④5回繰り返します

引っかかりが出る場合は、曲がるところまでで構いませんので、無理せずやってみてください。

また、ばね指や腱鞘炎のテーピングやストレッチの動画もあります。

合わせてご覧になってみてください。

手首の固定で改善!親指側が痛む腱鞘炎 ドケルバン病のテーピング

腱鞘炎を改善するストレッチとは?手首や指の痛みが悪化するのを予防する方法

腱鞘炎でサポーターをしても手首が痛む時のテーピングと治し方

まとめます。

ばね指の痛みや引っかかりは、指を動かす腱やそのガイドになるトンネル(いわゆる腱鞘)の腫れが原因です。

腱鞘炎が悪化した状態であるばね指は、指を曲げ伸ばしする筋肉が緊張して痛みや引っかかりを起こします。

指を曲げ伸ばしする際に働く筋肉は、腱鞘炎の痛みやばね指の引っかかりを起こす手のひらだけではなく、腕の部分にもあります。

ですので、手のひらや指だけでなく、腕の筋肉からほぐす事が効果的です。

今回のマッサージを継続することで痛みや引っかかりが少しずつ改善してきます。

また、姿勢によっても肩や腕の動きが変わり腱鞘炎やばね指がひどくなります。

マッサージをおこなっても痛みや引っかかりが改善しない場合は、炎症がひどかったり姿勢からの負担が大きかったりすることも考えられます。

その際には、当院にご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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