患者さんの症例|バスケットボールで内出血するほどの足首の捻挫

外くるぶしの周りに紫色の内出血が見られる足首のクローズアップ。治療院内で撮影。

【患者さんの症例】バスケットボール 20代 男性会社員
バスケットボール中に捻挫をして、一人で歩きにくくなるほどの捻挫をされた方が来院されました。

写真のように外くるぶしの下に内出血があり、くるぶしの位置がわかりにくいくらいの腫れがあります。

お仕事の都合もあり、足の痛みと腫れで動きにくいため、早くケガを治していきたいという希望もあり、現状で一番最適な処置としてギプスでの固定を選択しました。

ギプスをはめる前に、足首の軸を整えていきます。

捻挫は脱臼のように関節が外れるわけではありませんが、関節の中で骨がずれている場合が多いため、ズレを戻すことで回復が早くなります。

今回のケガでもやはり関節の中で骨がずれていましたので、ズレを整復し、アイシングと超音波を行うと、腫れは少し引いてきました。

軸を合わせ、関節の動きがよくなった状態で固定し回復を早めるために、足首にギプスをまいていきます。

ギプスはぐるぐる巻きに行いますが、固定した状態では自宅での患部の処置ができにくくなるため、固定がしっかりできる状況を見極め余分な部分をカットし、極力少ないギプスで固定していきます。

このカットの時に写真のギプスカッターを使います。

ギプスカッターちなみにその上の袋に入っているのがギプスです。

キャストギプスといって、ガラス繊維とプラスティックで出来た、水につけることで化学反応を起こし石膏などに比べて軽くて丈夫なギプスになるものを使います。

その他に、プライトンというお湯で柔らかくして使うプラスティック製のギプスもあり、状況によって使い分けをします。
プライトン固定のケースはこちらもどうぞ→足の骨折の疑いがある中学生男子

今回は、このキャストを使って足首の型を取り、足の形ピッタリのカップ型のギプスを作りました。

足の形ピッタリのカップ型のギプス

1週間固定した時点で腫れもかなり引いて歩きやすくなったので、ギプスの固定をはずし、テーピングでの固定に切り替えました。

内出血はあるものの、歩行もしやすくなり、かなり改善されたようです。

捻挫などケガの場合はじめの処置が肝心です。
しっかりと固定し安静が作れると、ごく短期間でのリハビリ復帰が可能となります。

慣れない練習や疲労によりケガも多くなりますので ケガの時は自己判断せずお早めにご連絡くださいね。

(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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