2024年になりましたね。
お正月といえば箱根駅伝ですよね。
今年の箱根駅伝は100回目の記念大会で、史上初となる2季連続の学生3大駅伝「三冠」をめざした駒澤大学が注目された大会でした。
結果は、往路で優勝した青山学院大が復路でも各区間でリードを広げ、10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7回目の総合優勝を果たし幕を閉じました。
どの選手も大きく足を上げて力強く走っているのがとても印象的です。
歩いたり走ったりする時には足を上げますが、急に足が上がらなくなったり歩きにくくなったりすることがあります。
腓骨神経麻痺で起こることが多い症状で、普段通りの日常生活をしていても起こることがあります。
普段通りの生活をしていて急に足が上がらなくなったり歩きにくくなると大変ですよね。
そこで今回は、腓骨神経麻痺の原因と対処法についてまとめました。
ぜひ一緒に解消していきましょう!
座っていたら急に足が上がらなくなった!腓骨神経麻痺って?
腓骨神経麻痺というのはなかなか聞き慣れない言葉だと思いますが、意外に多くの方が悩まされています。
腓骨神経麻痺になると、
・急に足が上がらなくなる
・ふくらはぎ前側の筋肉が痺れる
・触るとゾワゾワ、ジンジンする
・歩く時、地面に足が引っかかる
・歩く時、ふくらはぎが釣りやすくなる
などがあります。
こういった症状が、急に片方に出てくる場合は腓骨神経麻痺の場合が多いです。
足のふくらはぎ外側にある神経が障害されて痛みや痺れが出る状態ですが、病院での診断が出ないこともあります。
また、足だけでなく体の半分が動きにくい場合には、脳梗塞など大きな病気が隠れている場合があります。
その際には、一度病院で見てもらってください。
腓骨神経麻痺の原因には、転んで膝を打ったり肉離れをしたりといったケガで起こることがあります。
スポーツやお仕事などで足の筋肉をたくさん使った時にも、腓骨神経麻痺を起こす場合があります。
ふくらはぎの筋肉はいくつかの区画に別れていて、特に腓骨神経の通る前側の筋肉部分は区画が狭いため神経を障害しやすい箇所です。
運動後に足の痺れが出たり足が上がりにくい場合は、早めに医療機関への受診をお勧めします。
また、
・足を組んで座る
・きついストッキングを履く
・あぐらをかいて座る
・横向きで寝ていて傷める
といった、日常生活を送っているうちに、いつの間にか痛めてしまうことも多いです。
腓骨神経が麻痺すると歩きにくくなります
腓骨神経麻痺になると、足が上がらず歩きにくくなり、特徴的な歩き方をするようになります。
足先が上がらないので、普通に歩くと足が引っかかるため、太ももを大きくあげてペタペタと歩くような歩行で鶏歩とも呼ばれます。
またまっすぐ足を出すのではなく、少し外側に開くように回すように歩くことも多いです。
このように、腓骨神経麻痺では足を上げる筋肉に力が入りにくくなるため、歩き方が変わり、反対側の足や腰の痛みが出てくるという方もいらっしゃいます。
神経の麻痺は、少しでも早く回復させてあげることが大事です。
筋肉と神経の繋がりが悪くなっていると、筋肉が萎縮して働きが悪くなったまま残ってしまう場合があります。
麻痺している期間が短いほど、早く回復しやすいので早めの対処が効果的です。
腓骨神経麻痺の治し方は?
腓骨神経麻痺は、ふくらはぎや膝裏で神経を障害している部分を解消することがポイントになります。
もし普段から膝周りのきついズボンや靴下を履いている場合は、ゆったりしたものに変えてみてください。
また、ふくらはぎ前側と外側の筋肉の緊張を緩めることで、神経だけでなく血液の循環もよくなり回復しやすくなります。
障害されている部分を解消できれば、少しずつ筋肉のトレーニングを行っていきます。
トレーニングは筋肉の反射を使うと効果的です。
筋肉は元々縮もうとする働きがありますが、神経が麻痺すると縮む力が弱くなります。
筋肉を軽く叩いて瞬間的に伸ばすと、反射的に縮む力が出ますのでそれを利用して、足のトレーニングを行います。
◉足を上げるトレーニング
①足が90度になるように座ります
②ふくらはぎ前側の筋肉を軽く叩きます③叩くと同時に足先を上げます
④10〜20回繰り返し行います。
ふくらはぎ前側の筋肉を叩くときは、指先で『⤵︎トン⤴︎』と跳ねるように軽く叩きます。
叩いた瞬間に、同時に足先を上げる動作を、10回から20回繰り返し行ってください。
もう一つのトレーニング方法は、別の動画で解説していますので、合わせてそちらもご覧ください。
クリックすると、トレーニングのところからご覧になれます。
このトレーニングを行っても、すぐに足の動きは回復してきませんが、続けていくうちに動かしやすくなってきますので、ぜひ続けてやってみてください。
まとめます。
腓骨神経麻痺になると、
・急に足が上がらなくなる
・ふくらはぎ前側の筋肉が痺れる
・触るとゾワゾワ、ジンジンする
・歩く時、地面に足が引っかかる
・歩く時、ふくらはぎが釣りやすくなる
などがあります。
こういった症状が、急に片方に出てくる場合は腓骨神経麻痺の場合が多いです。
また、足だけでなく体の半分が動きにくい場合には、脳梗塞など大きな病気が隠れている場合があります。
その際には、一度病院で見てもらってください。
腓骨神経麻痺になると、足が上がらず歩きにくくなり、特徴的な歩き方をするようになります。
足先が上がらないので、普通に歩くと足が引っかかるため、太ももを大きくあげてペタペタと歩くような歩行で鶏歩とも呼ばれます。
またまっすぐ足を出すのではなく、少し外側に開くように回すように歩くことも多いです。
筋肉と神経の繋がりが悪くなっていると、筋肉が萎縮して働きが悪くなったまま残ってしまう場合があります。
麻痺している期間が短いほど、早く回復しやすいので早めの対処が効果的です。
それでは、今日の動画は以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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