脊柱管狭窄症と言われて足がしびれる|立ち方と下半身の安定性から考える

椅子に座った高齢の女性が前かがみになり、靴下をはいた自分の足首を手で押さえている様子

腰の痛みに加えて足が痺れてきて、病院で脊柱管狭窄症の疑いがあると言われると、不安になりますよね。

今回のテーマ

今回のテーマは、脊柱管狭窄症と言われた方からのご相談です。

脊柱管狭窄症は、年齢を重ねた方に多く見られます。

腰の痛みが続くなかで、最近になって足も痺れるようになり、病院で検査をしてもらうと、脊柱管狭窄症の疑いがあると言われた、というお話です。

薬を飲んでいてもなかなか楽にならず、姿勢も気になるため、当院に相談に来られる方もいらっしゃいます。

そのようなときは、「薬を飲んで様子を見るしかない」と考えてはいませんか?

立ち方や下半身の安定性を見直すことも、対処法の一つです。

立ち姿勢と荷重のチェック

当院では、まず立っている姿勢を確認します。

肩の高さが左右で違ったり、真っ直ぐに立ちにくかったりすることがあります。

前後のバランスをチェックすると、膝が伸び切って下半身が不安定になり、しっかりと踏ん張れていないことがあります。

荷重チェックでは、左右どちらの足もフラフラして、踏ん張りがきかないことがわかる場合もあります。

そのあと、脊柱や骨盤の状況を一通りチェックして、現在の状況を説明します。

患者さんご自身が感じていたことを、理論立てて説明するようにしています。

当院での対応

説明のあとは、まず荷重がしっかり足に乗るように、立ち方の指導を行います。

立ち方の指導をすると、足に力が入る状態がわかる方もいらっしゃいます。

そのまま運動の指導を行い、次回までの宿題としてもらいます。

その後、検査で分かったバランスの崩れを調整します。

改めて立っていただき、施術前に行った検査と同じ検査で、立ち姿勢や、歩いたときの足の痺れがどう変わったかを比べて確かめます。

立ち姿勢や下半身の安定性を整えていくには、時間がかかります。

次回の来院時に、どれくらいの期間と頻度が必要かを、これまでの経験とあわせて分析し、ご説明しています。

受診の目安

症状によっては、医師の診察が必要な場合があります。気になる症状があるときは、まず医療機関にご相談ください。

(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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