頚椎症の肩こりや手のしびれを改善〜やっていいストレッチとダメなストレッチ

今年の夏も猛暑ですね。

暑い日が続くと外に出るよりも家でテレビやスマホという方も多いのではないでしょうか?

バスケットボールのW杯も終わり、日本の歴史的な48年ぶりの自力でのオリンピック出場決定が決まりました。

テレビやスマホを見る時間が長くなると、首・肩のコリや痛みが出てくる、という方もいらっしゃいます。

詳しくお話をお聞きすると、コリや痛みがひどくなってきて手がしびれることもあるという方も多いです。

また、ストレッチをしても痛くなる時があると言われます。

こういった症状は、頚椎症に多く、首の背骨が変形することで起こりやすいです。

そこで今回は、頚椎症について解説し、肩こりや手のしびれを解消する方法について、やってもいいストレッチとダメなストレッチについてまとめてみました。

ぜひ一緒に解消していきましょう!

頚椎症の肩こりや手のしびれを改善〜やっていいストレッチとダメなストレッチ|今治市 星野鍼灸接骨院

頚椎症でやっていいストレッチとダメなストレッチがある?

頚椎症の症状は
・肩こり、首こりがひどくなってきた
・こりだけでなく首の後ろが痛くなってきた
・手がしびれて指先の細かな動作がしづらい
など、コリだけでなく、痛みやしびれが出てきます。

原因は、首の軟骨や骨の変形から神経の炎症が起こり、首の痛みや手のしびれが出るためです。

肩や首のコリや痛みや違和感があるので、解消しようとストレッチを行うことが多いですが、ストレッチをしても痛みやコリがあまり変わらない場合もあります。

その理由は、首の背骨に負担がかかる動作になっているためです。

それは、首を大きく動かすストレッチです。

頚椎症は首の骨や軟骨の変形から起こりますので、首を大きく動かすと負担が大きくなり痛みやしびれが悪化する場合があります。

特に前後に大きく首を動かすと、背骨や首の神経への負担が大きくなるため、症状が悪化しやすくなります。

例えば長時間スマホを見る、うつ伏せで体を起こすなど、背骨を極端に反ったり曲げたりする動作も同じような状況になるので注意が必要です。

首や肩のコリや痛みがあるので、首を動かしたくなりますが、背骨のストレッチよりも肩甲骨のストレッチを行う方が症状の緩和につながります。

肩甲骨を動かす筋肉は首や背中とも繋がっているため、肩甲骨周りをストレッチすることで背骨も動きやすくなるためです。

頚椎症からの肩こりを改善するストレッチ

肩甲骨を動かすストレッチは、どれだけ大きく肩甲骨を動かすことができるかがポイントになります。

その理由は、肩甲骨を大きく動かそうとすると、自然と背骨も動かすようになるため、肩周りだけでなく、首のコリや痛みの原因となる背骨の動きにくさも解消されるからです。

肩甲骨は、手を動かすときに大きく動きますが、背骨の動きにもとても大きな影響があります。

例えば、背中が丸くなった状態で手を挙げてみてください。

あまり上がりませんよね?

では、今度は背中を伸ばして挙げてみてください。

さっきよりも高く上がっていると思います。

このように、背骨と肩甲骨の動きがつながっているので、肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、頚椎症の症状を改善することができます。

それでは、ストレッチをやっていきましょう!

まずは、肩甲骨を前後に動かすストレッチです。

① 手を肩の高さにまっすぐ前に出します。② 手を伸ばした状態で肩をすくめるように肩甲骨を前に出していきます③ 精一杯前に出したら、今度は肘を後ろに引いてきます。

④ そのときに肩の高さよりも肘が下がらないようにして、肩甲骨を寄せていきます。
⑤ ①~④を10回繰り返します。

次に、肩甲骨を上下に動かすストレッチです。

⑥ 手を真上にあげます。できれば耳よりも後ろに腕を持っていきます。⑦ 真上にあげた状態で肩甲骨を持ち上げるように上に伸ばしていきます。⑧ 精一杯上にあげたら、今度は肘を下に下げていきます。

⑨ そのときに体の後ろで肩甲骨を寄せるように肘を引き付けていきます。
⑩ ⑥~⑨を10回繰り返します。

それぞれ10回を目標にして、ゆっくりと繰り返しやってみてください。
ストレッチですが筋トレ効果もありますので、姿勢を維持する筋力も少しずつアップしてきます。

まずは少しずつ無理せずにやってみてくださいね。

頚椎症では手のしびれも!ストレッチで改善するポイント

頚椎症では、手につながる神経に炎症が障害されてしびれや動きにくさが出てくることがあります。

手の神経は、首〜胸〜腕とつながっているため、胸や腕のストレッチを行うことで、手のしびれが解消されやすくなります。

その中でも特に胸の筋肉をストレッチすると、肩甲骨の動きにも関係するため効果的です。

先ほどおこなった肩甲骨のストレッチとあわせて行うことで、より症状が改善しやすくなります。

◉胸のストレッチ
①壁に手をつきます②腕を伸ばして肩よりも少し高い位置にします③体を伸ばした手と反対方向にひねります④10〜20秒ストレッチします。

※手を上げると肩に痛みがある場合は、手をつく高さを調整して楽な高さにしてください。

まとめます。

頚椎症は首の軟骨や骨の変形で起こります。

コリから痛みに変わってきたりしびれが出てくるといった症状があります。

ストレッチは首を大きく動かすよりも、肩甲骨を動かすことで症状が改善しやすいです。

今回のストレッチを行うことで、首や肩のコリや痛み、手のしびれが楽になりますが、基本的には背骨の負担が少なくなるように整える必要があります。

ストレッチをおこなっても症状がなかなか改善しない場合は、変形がひどかったりその他の原因があったりすることが考えられます。

その際は、当院までご相談ください。

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