接骨院の選び方|失敗しないための7つのチェックポイント|慢性の肩こり・腰痛を繰り返す方へ

この記事の要約

慢性的な肩こりや腰痛で接骨院に通っているのに、なかなか良くならない方に向けて、治療院選びの判断基準をお伝えする記事です。

前回の記事『肩こり・腰痛で接骨院に通っているのに良くならない方へ|保険ルールと、繰り返す本当の理由』の続編として、では実際にどんな治療院を選べばよいのか、ハズレを引かないための7つのチェックポイントを解説します。

治療方針は院によってさまざまで「これがベスト」と一律には言えないため、「いい治療院を探し当てる」より「ハズレを引かない」発想の方が現実的です。

国家資格・院の清潔感・臨床経験・自費治療・個人開業・回数券の有無・施術後の体の変化、この7つを確認することで、ご自身に合う治療院を見つけやすくなります。

この記事の要点(7つのチェックポイント)

・施術してくれる先生が国家資格を持っているか
・院が整理整頓されていて、先生やスタッフが清潔か
臨床経験が10年以上あるか
保険ではなく自費で治療している院か(慢性の肩こり腰痛は本来は保険対象外)
チェーン店ではなく個人で開業している院か(施術者が変わらず、状態把握が積み重ねられる)
回数券や通い放題プランを売り物にしていないか
・施術後にその場で体の変化が分かる

この記事を書いた人

星野 泰隆(ほしの やすたか) 星野鍼灸接骨院 院長

愛媛県今治市にて、星野鍼灸接骨院を開院。
鍼師・灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師の4つの国家資格を保有する治療家です。

20年以上の臨床経験で、延べ20万人以上の患者さんの体と向き合ってきました。

2013年には保険診療から自費治療へ完全移行し、慢性的な肩こり・腰痛・自律神経の不調など、保険の範囲では対応しきれない不調に対する全身の治療を行っています。

地域の方の健康に役立てていただくため、院の内外で健康教室も定期的に開催しています。

「治療院がたくさんあって、どこを選んでいいか分からない…」

「ホームページを見ても、どこも同じようで判断がつかない…」

「ずっと通っているのに、なかなか良くならない…」

こんなお悩み、ありませんか?

実は、治療院選びに悩まれる方は本当に多いんです。

私の治療院にも、「いくつか別の治療院に通っていたんですけど、なかなか良くならなくて」というご相談で来られる方が少なくありません。

でもご安心ください。

治療院選びには、ハズレを引かないための判断のポイントがあります。

前回の記事『肩こり・腰痛で接骨院に通っているのに良くならない方へ|保険ルールと、繰り返す本当の理由』では、接骨院の保険ルールと、慢性的な痛みが繰り返してしまう本当の理由についてお伝えしました。

今回はその続編として、では実際にどんな治療院を選べばいいのか。

ハズレを引かないための7つのチェックポイントをお伝えします。

治療院選びは「いい院を探す」より「ハズレを引かない」ほうが現実的です

最初にお伝えしておきたいのが、治療院選びの考え方そのものです。

「ここがいい治療院です」という基準を作るのは、実はとても難しいんです。

なぜかというと、治療方針や治療法は院によって本当にさまざまで、「この方法がベスト」と一律に言えるものではないからです。

それに、ホームページを見ても、書かれている言葉はどこも似たような内容が並んでいます。
これでは、ご自身に合う合わないも判断しにくいのが正直なところです。

ですから、発想を逆にしてみてください。

「いい治療院を探し当てる」のではなく、「ハズレを引かない」

たとえばババ抜きでも、ババの見分け方さえ分かっていれば、それだけで早くあがれますよね。
しかも治療院選びは、ご自身の意思でちゃんと選ぶことができます。

ですから、ハズレの見分け方さえ知っておけば、いい先生に出会える確率はぐっと上がっていきます。

これからお伝えする7つのチェックポイント。
当てはまる項目が多い院ほど、安心して通えると思っていただいて大丈夫です。

①国家資格を持っている先生かどうか

まず1つ目のチェックポイント。

施術をしてくれる先生が、国家資格を持っているかどうかです。

医療系の国家資格で開業権を持っているのは、医師・歯科医師・柔道整復師・鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師・助産師・薬剤師。これだけです。

整体院やリラクゼーションサロンなどの中には、国家資格を持たない方が施術をされているところもあります。

もちろん、無資格の方の中にもしっかり勉強されている方はいらっしゃいます。
ですが、厚生労働省の調査では、医療事故が起こった件数は無資格者の割合が圧倒的に多いという結果が出ています。

大切な体を任せるため、まずは国家資格を持っている先生を選んでいただきたいです。

②院が整理整頓されているか

2つ目のチェックポイント。

意外と見落とされがちなのですが、院の中が整理整頓されているか
ここも大切なポイントなんです。

「え、施術と関係あるの?」と思われるかもしれませんね。

実は、体を診るというのはとても繊細な作業です。

筋肉の張り具合、関節の動き、左右のバランス。
こうした小さな変化に気づけるかどうかが、治療の質を大きく左右します。

院の備品が散らかっていたり、ごちゃごちゃとモノが多かったり。
それが気にならない先生は、体の細かい変化にも気づきにくい傾向があります。

加えて、先生やスタッフの服装や身だしなみが清潔かどうか。

ここも、ご自身が「この環境で体を診てもらいたい」と思えるかどうかの判断材料にしてみてください。

 

③臨床経験が10年以上あるか

3つ目のチェックポイント。

臨床経験が10年以上あるかどうかです。

どんな職業でも実務経験は大事ですが、治療家の世界では特にそうです。

机の上の勉強だけでなく、実際にいろんな患者さんに触れて、勉強会にも参加して、日々研鑽を積んでいる先生。
こうした先生は、さまざまな症状や体の状態に対して、的確に対応できる引き出しを持っています。

人の体はとても繊細で、触れ方ひとつで良くも悪くもなります。
ですから昔は、患者さんを診るようになるまでに3年以上の修行をして、それでやっと臨床に立てる、というのが当たり前でした。

院のホームページを見ると、たいてい「経験年数」や「開業年数」が書かれています。

10年以上、これを一つの目安にしてみてください。

 

④保険ではなく自費で治療しているか

4つ目のチェックポイント。

保険ではなく自費で治療している院かどうかです。

これは前回の記事でも詳しくお伝えしましたが、簡単におさらいします。

接骨院で保険が使えるのは、こちらの5つだけです。

・捻挫
・打撲
・挫傷
・脱臼
・骨折

つまり、慢性的な肩こりや腰痛は、本来は保険の対象外なんです。

加えて、体の不調を本気で整えていくには、痛い場所だけでなく全身を診ていく必要があります。

これは保険の範囲では難しいんです。

自費で治療をしている院は、それだけ一人ひとりに時間をかけ、体全体を診る姿勢を持っていると考えていただいて大丈夫です。

 

⑤チェーン店ではなく個人で開業しているか

5つ目のチェックポイント。

ここが、今回お伝えする中でも特に大事なポイントです。

チェーン店ではなく、個人で開業している院かどうか、です。

少し例え話をさせてください。

ファミレスと、地域で長く愛されている個人レストラン。
これを思い浮かべてみてください。

ファミレスはマニュアルがあって、誰が作っても同じ味になるようになっています。
それはそれで便利なのですが、店員さんは入れ替わりますし、料理もマニュアル通り。

一方、個人のレストランは、店主が素材を見て、お客さんの好みを覚えていて、その日その日で微調整しながら出してくれます。

接客にも、顔の見える関係があります。

実は、治療院もこれと同じ構造なんです。

私の治療院にも、こんな方が来られたことがあります。

2人目を出産されたあとのお母さんでした。
産後の腰痛が辛くて、近くのチェーン店の接骨院に、週2回ペースで1ヶ月ほど通っていらっしゃったそうです。

施術内容はというと、もみほぐしと、ボキボキ矯正を行い、そのあと電気を当てる。
毎回これの繰り返しでした。

しかも、行くたびに施術する先生が違う。
でも、やっていることはみんな同じ。

結局、1ヶ月通っても痛みはほとんど変わらなかった、ということで当院にいらっしゃいました。

当院で2回ほど施術をさせていただいたところ、腰の痛みはほとんど気にならない状態まで戻られて、今は子育ても元気に頑張られています。

なぜこういうことが起こるのか。
理由は、チェーン店の構造そのものにあります。

チェーン店はたくさんスタッフを雇っている関係上、長い修行期間を取ると、その間は売り上げに繋がりません。
ですから、必要最低限のことができるマニュアルを覚えて、すぐにデビューさせる。こうした運営になりやすいんです。

そうなると、どんな症状の方が来ても、決まった型の施術になりやすい。
先ほどの方も、まさにこのパターンでした。

一方、個人で開業している院では、最初から最後まで同じ施術者が担当します。

ですから、患者さんの体の状態をきちんと積み重ねで把握できます。
前回と比べてどう変わったか、どの動きがまだ硬いか、これが分かるんです。

それから、個人で開業している先生の多くは、開業までに技術習得のためのセミナーや勉強会に長く通い、開業してからも継続して学び続けている方が多いです。

なので、技術にばらつきがないだけでなく、年々腕が磨かれていく。

これも個人院の大きなメリットです。

ファミレスにファミレスの良さがあるように、チェーン店の接骨院にも、場所が見つけやすいといった便利さはあります。

でも、慢性的な不調を本気で整えていきたい方には、個人院の方が向いている。これが私の実感です。

 

⑥回数券や通い放題プランを売り物にしていないか

6つ目のチェックポイント。

回数券や、月額制の通い放題プランを大々的に出している院かどうか、です。

回数券は、ホームページだけでは分かりにくいことも多いのですが、初回値引きとセットで案内されているケースが多いです。

なぜこれが望ましくないかというと、治療に必要な回数や期間は、患者さんお一人お一人で本当に違うからなんです。

症状の重さ、その方の生活スタイル、体の状態。これらによって、3回で済む方もいれば、月単位でじっくり整えていく必要のある方もいらっしゃいます。

ですから、最初から「10回券です」「20回券です」と回数を決めて売る、というのは、本来の治療の進め方とは合わないんです。

きちんとした治療をしている院では、毎回その時の体の状態を見ながら、「次はこれくらいで」「あとこのくらいで安定すると思います」と、その都度伝えてくれます。

月額制の通い放題も、同じ理由でお勧めはできません。

 

⑦施術後に、その場で体の変化が分かるか

最後の7つ目のチェックポイントです。

施術を受けたあとに、その場で体の変化が分かるかどうか。

もちろん、症状そのものがすぐに消えるかどうかは、その方の状態によって違います。
すぐに変わる方もいれば、少し時間がかかる方もいらっしゃいます。

でも、症状ではなくて、体そのものの変化は、施術後にきちんと出るんです。

たとえば、姿勢が変わる。動きの範囲が広がる。
立った時に足にかかる重さの感覚が変わる。

こうした体の変化を、その場で確認させてくれる先生は、ご自身の施術にしっかり責任を持っている。
経験豊富な先生であることが多いです。

「あ、さっきより楽に手が上がる」

「あ、振り向きやすくなった」

こうした実感を、その場で持たせてくれるかどうか。ここを確認してみてください。

まとめ

ハズレを引かないための治療院の選び方、7つのチェックポイントについてお伝えしました。

重要なポイントはこちらです。

・国家資格を持っている先生かどうか
・院が整理整頓されているか
・臨床経験が10年以上あるか
・保険ではなく自費で治療しているか
・チェーン店ではなく個人で開業しているか
・回数券や通い放題プランを売り物にしていないか
・施術後にその場で体の変化が分かるか

すべてが当てはまる院でないといけない、というわけではありません。

ただ、当てはまる項目が多ければ多いほど、ハズレを引く確率は下がっていきます

それから、もう一つ大切なことをお伝えすると、ご自身でちゃんと足を運んでみて、「この先生になら任せられそう」と感じられるかどうか。

最後はこの感覚も大切にしてください。

「今通っている治療院は大丈夫かな」と気になっている方や、「自分の体はどう診てもらえばいいんだろう」と迷っている方がいらっしゃいましたら、当院までお気軽にご相談ください。

体全体を見させていただいた上で、今の状態と、これからどう整えていけばいいかをご説明いたします。

無理せず、まずはお気軽にご相談ください。

(鍼師・灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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