「何もしていなくても右肩から腕が痛い…」
「寝ていても痛みで目が覚めてしまう…」
「運転も荷物の上げ下ろしも辛くて、仕事に支障が出ている…」
こうした症状を抱えながら、湿布や痛み止めで何とかしのいでいる方は少なくありません。
今回は、3ヶ月間続く右肩から腕の痛みでお悩みだった50代男性トラックドライバーの方の症例をご紹介します。
実は、肩や腕の痛みの原因が「姿勢」にあるケースは非常に多いのです。
※セルフケア動画は現在編集中です。もう少しお待ちください。
来院のきっかけ
この患者さんは、以前から当院のことを知人から聞いていたそうです。
これまでも同じような痛みが出ることはあったものの、1週間ほどで楽になることが多かったため、様子を見ていたとのこと。
しかし今回は痛みが3ヶ月も続き、しかもだんだんとひどくなってきたため、「このままでは仕事に支障が出る」と感じ、仕事を休んで来院されました。
来院時の状態
3ヶ月前に痛み出した当初は、寝違えたのかと思ったそうです。年末に一時的に楽になったものの、年明けから痛みが再発し、だんだんとひどくなってきました。
最近では何もしていなくても痛みがあり、寝ていても痛みで目が覚めてしまうため、睡眠があまり取れない状態でした。
仕事では長時間の運転が辛く、荷物の上げ下ろしでも痛みがあるとのこと。ベッドがトラックの寝台のためスペースが狭く、寝る時にさらに苦労されていました。
職場では重いものを運ぶ仕事を避けるよう配慮してもらっているものの、「いつまでも痛みがあると仕事に支障が出るので困る」と心配されていました。
これまでの対処と悩み
病院で湿布と痛み止めをもらったものの、あまり変わらなかったそうです。鍼治療も受けたそうですが、その時だけ楽になるものの、すぐに痛みがぶり返してしまったとのこと。
以前から姿勢が悪いことは気になっていたそうで、写真を撮る時などに「背中が丸くなっている」と言われることがあったそうです。
「実は去年も同じような痛みがあって、その時は1週間ほどで楽になった。でも今回は痛みがひどくなっているので、本当に治るのか心配だ」とおっしゃっていました。
何度か同じような症状を繰り返すうちに、その度に症状が悪化していると感じていたそうです。
当院での検査
当院で確認した症状は以下の通りです。
顔を上に向けると痛みがあり、途中で止まって上を向けません。左右に向く際にも差がありました。手を上げると痛みがあり、仰向けに寝ることもできず、座っていても辛い状態でした。
体全体を確認したところ、骨盤の高さに左右差があり、背骨のカーブが少なく背中が丸くなって伸ばしにくくなっていました。
なぜこのような症状が起こったのか
長時間の運転により、体が同じ姿勢でこわばりやすい状態が続いていました。
そこから動きにくい状況で荷物を運んだり、トラックの狭い寝台で無理な体勢で寝ることが多く、体をリセットする機会が少なかったのです。
体がこわばっている状態が長く続くと、筋肉の緊張が慢性化し、骨格の歪みとして定着してしまいます。
背骨のカーブが減少すると、首の動きが制限され、首から腕にかけての神経に負担がかかります。これが炎症や筋肉の緊張を引き起こし、肩から腕の痛みにつながっていたのです。
施術内容
「病院で治らなかったので、本当に治るのだろうか」「原因はわかるのだろうか」「姿勢や腰痛との関連は?」といった不安を抱えていらっしゃいました。
まず、寝ることが辛い状態でしたので、座った状態で背骨が伸ばしやすくなるように整えました。
その後、横向きに寝てもらい、負担が少ない姿勢で神経への負担になっている歪みを整えました。鍼を使って筋肉の緊張と神経の緊張を緩和していきました。
治療計画としては、仕事の調整が週に1度の来院で可能とのことでしたので、まず3週間は週1回のペースで治療を行うことにしました。
その後は症状の経過に合わせて2週間に1回の治療を何度か繰り返し、姿勢が安定して負担が減ってきたら、3週間、4週間と間隔を空けていく計画です。
施術経過
初回の施術後、痛みはあるものの少し楽に仕事ができるようになったとのこと。ただ、寝るのはまだ辛い状態でした。
2回目の治療後には、寝やすくなってきたそうです。仕事で運転時間が長くなると痛みが強くなることはあるものの、座っている時の痛みは半減し、楽になってきたとのことでした。
また、運転後に車から降りた時に腰が伸ばしやすくなっているという変化も感じていらっしゃいました。
患者さんの声
「腕が上がりやすくなりました。左右同じくらい上がるので、仕事もしやすくなると思います」
「治るのか心配だったけど、写真で見ても姿勢が良くなっていて、手が上げやすくなったので良かったです」
まだ2回の治療ですが、体が動かしやすく変わってきていることを実感されていました。
肩から腕の痛みでお悩みの方へ
以前から姿勢が気になっていても、症状が一時的に改善すると、そのまま様子を見てしまうことは多いものです。
しかし、何度か繰り返しているうちに症状が悪化したり、痛みが出る間隔が短くなったりすることがあります。
肩や腕の痛みは、肩だけの問題ではなく、姿勢や体全体のバランスが関係していることが少なくありません。
湿布や痛み止めで一時的に楽になっても、根本的な原因が残っていると、また同じ症状を繰り返してしまいます。
何度か同じような状況を繰り返している方は、早めに体全体を見直すことをおすすめします。
まとめ
今回の症例のポイントは以下の通りです。
– 肩から腕の痛みの原因が、姿勢(背骨のカーブの減少)にあった
– 長時間の同じ姿勢と、体をリセットする機会の少なさが原因を作っていた
– 座った状態・横向きなど負担の少ない姿勢で施術を行い、2回の治療で改善傾向
つらい症状を我慢せず、気になることがあればお気軽にご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
ご予約はこちら
LINEでのご予約は24時間受け付けています。
こちらの画像をタップしてご予約、ご相談ください。
⬅️LINE予約はこちら⬅️
こちらの画像をタップしても、電話がつながります。
⬅️電話予約はこちら⬅️











