「花粉症の薬を飲んでいるけど、眠くなるのがつらい…」
「薬以外にも何かできることはないかな…」
「毎年2月から5月まで、目のかゆみと鼻水が止まらない…」
こんなお悩み、ありませんか?
花粉症でお困りの方は、少なくありません。
当院にも、「薬を飲んでも眠くなるし、何か他にできることはないですか」というご相談をいただくことがあります。
今治市内だけでなく、西条市など近隣からも来院されます。
この記事では、花粉症対策として東洋医学の観点からおすすめのお茶をご紹介します。
ただし、最初にお伝えしておきたいのは、お茶だけで花粉症の症状がなくなるわけではないということです。薬を飲んでいる方は薬と一緒に、鍼の施術を受けている方は施術と一緒に。食生活や睡眠と同じように、体調を整える補助として取り入れていただくのがよいと考えています。
なぜお茶が花粉症対策の補助になるのか

東洋医学では、花粉症の症状は体の状態によって出方が変わると考えられています。
たとえば、目のかゆみや充血がひどい方。これは東洋医学では体に「熱」がこもっているサインと考えます。
鼻水がダラダラ出る方。これは「水」のバランスが乱れているサインです。
お茶には、この熱を冷ましたり、水分のバランスを整えたりする働きがあると言われているものがあります。
もちろん、お茶は薬ではないので、すぐに変化が出るものではありません。でも、毎日飲むものを変えるだけで、体調を整えるサポートになります。
花粉症対策におすすめのお茶2選
ハトムギ茶
ハトムギは、東洋医学では「薏苡仁(よくいにん)」と呼ばれていて、漢方薬にも使われている素材です。
ハトムギ茶の働き:
・余分な水分を出す働きがあると言われています。鼻水がダラダラ出る方、体がむくみやすい方におすすめです。
・体の熱を冷ます働きもあると言われています。目のかゆみや充血が気になる方にもおすすめです。
ハトムギ茶はスーパーやドラッグストアでも手に入りやすいですし、味もクセがなくて飲みやすいです。ノンカフェインなので、寝る前に飲んでも大丈夫です。
菊花茶(きっかちゃ)
菊花茶は、菊の花を乾燥させたお茶です。中国では昔から飲まれていて、東洋医学では「目にいいお茶」として知られています。
菊花茶の働き:
・目をすっきりさせる働きがあると言われています。東洋医学では「清熱明目」と言って、熱を冷まして目をすっきりさせるという意味です。
・花粉症で目がかゆい、充血している、そんな方には特におすすめです。
菊花茶は、中華食材を扱っているお店やネット通販で手に入ります。ちょっと苦味がありますが、ハチミツを入れると飲みやすくなります。
お茶を飲む時のポイント
1. 温かい状態で飲む
冷たいお茶は体を冷やしてしまうので、できれば温かい状態で飲んでください。
2. 毎日続ける
1回飲んだからといってすぐに変化が出るわけではありません。毎日の習慣として続けることがポイントです。
3. 飲みすぎに注意
1日に2〜3杯程度を目安にしてください。
注意点:
・冷え性の方は飲みすぎると体が冷えることがあるので、量を控えめにしてください
・妊娠中の方は、ハトムギは控えた方がいいと言われていますので、かかりつけの医師に相談してから飲むようにしてください
お茶だけでは限界がある場合も
ただし、お茶だけで花粉症の症状が完全に良くなるわけではありません。お茶はあくまで体調を整える補助です。
こんなご相談をいただくことがあります。毎年2月頃から5月頃まで、鼻水と目のかゆみがひどくて、朝起きた時からくしゃみが止まらない。コンタクトもしんどい、というお悩みです。
検査をすると、鼻周りに圧痛があって、首や肩の筋肉もガチガチに緊張している方がいらっしゃいます。食事が不規則で、睡眠時間も短くなっていることもあります。
こういう体の緊張状態が続くと、免疫のバランスが乱れて、花粉症の症状が強く出やすくなると、私は考えています。
当院では、鍼の施術で体の緊張を整えながら、お茶や睡眠などの生活習慣も見直していただいています。同じお悩みの方からも、嬉しい感想をいただいています。
お茶だけ、薬だけ、鍼だけ、ではなく、いろいろ組み合わせて体調を整えていくことを、私は大切にしています。
まとめ
花粉症対策におすすめのお茶についてお伝えしました。
ポイントをまとめると:
・ハトムギ茶:余分な水分を出して、体の熱を冷ます働きがあると言われています。鼻水が気になる方におすすめ
・菊花茶:目をすっきりさせる働きがあると言われています。目のかゆみが気になる方におすすめ
・どちらも温かい状態で、毎日続けて飲むことがポイント
お茶はあくまで補助です。薬を飲んでいる方は薬と一緒に、症状が辛い方は医師の診察や専門家の施術と一緒に取り入れていただくのがよいと考えています。
もし、薬を飲んでも症状が辛い、何か他にできることはないかとお悩みの方は、当院までご相談ください。
症状によっては、医師の診察が必要な場合があります。気になる症状があるときは、まず医療機関にご相談ください。
(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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