首から右肩の痛みが3ヶ月続く本当の原因|50代男性整備士の改善例

「首から肩にかけて痛みが続いている…」
「仕事中に腕を上げると痛みが強くなる…」
「以前ヘルニアになったことがあるから、また悪くなったのでは…」
今治市にお住まいの方で、こんなお悩み、ありませんか?

首から肩の痛みが長く続くと、仕事に集中できなくなったり、趣味を楽しめなくなったりして、本当につらいですよね。

私の治療院でも、「首から肩が痛くて仕事がつらい」という患者さんが多く来院されます。

でもご安心ください。

この記事では、首から右肩の痛みの本当の原因と、実際に改善された50代男性整備士の事例をご紹介します。

実は、首から肩の痛みは、首だけの問題ではなく、**姿勢の歪みと肩甲骨の位置**が深く関係していることが多いんです。

別宮町からお越しの50代男性整備士の事例

先日、別宮町から50代の男性整備士さんが来院されました。

3ヶ月ほど前から首から右肩にかけて痛みが出るようになり、仕事中に腕を上げたり、首を動かしたりすると痛みが強くなるとのことでした。

以前、首のヘルニアを経験されたことがあり、「また同じように悪くなったのではないか」と心配されていました。整形外科で検査を受けたところ、今回はヘルニアではないと言われたそうです。

しかし、痛みは改善せず、仕事中も痛みを我慢しながら作業を続けている状態でした。趣味のゴルフも痛みで思うようにできなくなり、困っていらっしゃいました。

当院で確認した症状

当院で確認したところ、首から右肩にかけての痛みに加えて、以下のような状態が見られました。

姿勢を確認すると、背中が丸くなり、肩が前に出た猫背の状態になっていました。特に右側の肩甲骨が下がって外側に広がっており、肩甲骨の位置がずれていることが分かりました。

首を動かす検査では、右を向く動作と上を向く動作で痛みが出ていました。肩を上げる動作でも、途中で痛みが出て動きが制限されていました。

首から肩の痛みの本当の原因

整備士というお仕事は、車の下に潜り込んだり、腕を上げて作業したりと、体に負担がかかりやすい姿勢が多いですよね。

今回の患者さんの場合、長年の作業姿勢により、**姿勢の歪み**と**肩甲骨の下垂**が起きていました。

なぜ姿勢の歪みが首や肩の痛みにつながるのか

姿勢が崩れると、首から肩にかけての筋肉に常に負担がかかり続けます。

**1. 猫背姿勢で頭が前に出る**

背中が丸くなると、頭の位置が前に出ます。頭は体重の約10%(5〜6kg)もの重さがあるため、頭が前に出ると首の後ろ側の筋肉が常に引っ張られた状態になります。

**2. 肩甲骨が下がり外側に広がる**

猫背姿勢では、肩甲骨を支える筋肉が弱くなり、肩甲骨が下がって外側に広がります。この状態では、首から肩甲骨につながる筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)が常に引っ張られ、緊張した状態になります。

**3. 筋肉の緊張が痛みを引き起こす**

首や肩の筋肉が常に緊張した状態が続くと、血流が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなります。これが痛みの原因になります。

今回の患者さんは、首のヘルニアの既往があったため、「また神経の問題では」と心配されていましたが、検査の結果、神経の圧迫ではなく、姿勢の崩れによる筋肉の緊張が原因でした。

治療内容と経過

治療では、背骨・肩甲骨・骨盤の調整を行いました。

まず、背骨の歪みを整えて、正しい姿勢を取りやすい状態にしました。次に、下がって外側に広がった肩甲骨の位置を調整し、首から肩にかかる負担を軽減しました。

骨盤は姿勢の土台となる部分です。骨盤の位置がずれていると、その上に乗る背骨や肩甲骨の位置も崩れてしまうため、骨盤の調整も合わせて行いました。

治療を重ねるごとに、姿勢が改善し、首や肩の動きがスムーズになっていきました。

患者さんの声

治療を続けていただいた結果、痛みが軽減し、仕事中も楽に作業できるようになったとのことでした。

苦しんでいた時に比べて、仕事をしても疲れにくくなり、首や肩の痛みも楽になったそうです。趣味のゴルフも練習できるようになったと喜んでいらっしゃいました。

首から肩の痛みを予防するポイント

首から肩の痛みを予防するために、日常生活で意識していただきたいポイントがあります。

1. 姿勢を意識する

作業中、できるだけ背筋を伸ばすことを意識しましょう。長時間同じ姿勢が続く場合は、1時間に1回程度、体を伸ばしたり、肩を回したりして、筋肉の緊張をほぐすようにしてください。

2. 肩甲骨を動かす

肩甲骨を意識的に動かすことで、首や肩の筋肉の緊張を和らげることができます。両肩を上げて後ろに回す動作を、1日数回行うだけでも効果的です。

3. 首を温める

首周りの血流を良くするために、お風呂でしっかり温まることをおすすめします。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かって体全体を温めると、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。

まとめ

首から肩の痛みについて解説してきました。

重要なポイントは:

– 首から肩の痛みは、首だけでなく姿勢の歪みと肩甲骨の位置が関係していることが多い
– 猫背姿勢で肩甲骨が下がると、首や肩の筋肉に常に負担がかかる
– 姿勢を整え、肩甲骨の位置を調整することで改善が期待できる

日常生活では、姿勢を意識して、肩甲骨を動かすことを心がけてみてください。

もし痛みが続く場合や、仕事や日常生活に支障が出ている場合は、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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