「最近なんとなく体がだるくて、やる気が出ない…」
「朝起きても体が重く、顔や足がむくんでいる…」
「冷房をつけているのに、なぜか体がスッキリしない…」
こんなお悩み、ありませんか?
8月も終盤になり、今治でも連日35度を超える猛暑が続いています。
でも実は、暑さ以上に体調に影響を与えているのが「湿度」なんです。
私の治療院でも、特に30代から50代の女性の患者さんから「腰痛で来院したけれど、そういえば最近体全体がだるくて、むくみも気になる」というご相談をいただくことが増えています。
でもご安心ください。
この記事では、湿度による「だるさ」「むくみ」の本当の原因と、今日から実践できる効果的な対処法をお伝えします。
実は、湿度による体の不調は、東洋医学の考え方を取り入れることで、根本から改善できることが多いんです。
その理由と対策を、分かりやすくまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
湿度による「だるさ・むくみ」の原因と東洋医学的な解決方法
◉なぜ湿度が高いと体がだるくなるの?
湿度による体のだるさ、実は単なる暑さとは違う原因があります。
東洋医学では、これを「湿邪(しつじゃ)」と呼んでいます。
湿邪とは、体の中に余分な水分が溜まってしまい、それが体の巡りを悪くしてしまう状態のことです。
特にこの時期の愛媛は、気温が35度近くになっても湿度が高いため、汗をかいても蒸発しにくく、体に水分が溜まりやすくなります。
現代医学でも、湿度が高いと自律神経のバランスが乱れやすくなることが分かっています。
「なんとなくだるい」
「やる気が出ない」
「体が重い感じがする」
これらは、実は体の水分代謝がうまくいかなくなっているサインなんです。
◉むくみと湿度の深い関係特に事務職で長時間座り仕事をされている方は、要注意です。
座りっぱなしでいると、足の筋肉を使わないため、水分を上に押し上げる力が弱くなります。
そこに湿度の高い環境が加わると、体の中の水分が下に溜まりやすくなってしまいます。
東洋医学では、この状態を「脾(ひ)」の働きが弱くなっている、と考えます。
脾は、西洋医学の脾臓とは違い、消化吸収と水分代謝を司る重要な役割を持っています。
湿度が高い環境では、この脾の働きが弱くなり、以下のような症状が現れやすくなります:
・朝起きても顔がむくんでいる
・夕方になると靴がきつくなる
・全身がなんとなくだるい
・食欲がわかない
・下半身が冷える感じがする
これらの症状に心当たりがある方は、体の水分代謝を改善する必要があります。
◉自律神経と水分代謝の関係
現代医学の観点から見ると、湿度の高い環境では自律神経のバランスが崩れやすくなります。
特に、体温調節を司る自律神経が混乱すると、汗をかく機能がうまく働かなくなります。
汗をかけないということは、体内の余分な水分や老廃物を排出できないということです。
その結果、体に水分が溜まり、むくみや重だるさが生じてしまうのです。
また、湿度の高い環境では、血管の拡張と収縮のリズムも乱れがちです。
これが、「冷房をつけているのに、足だけ冷える」といった症状の原因になることもあります。
湿度による不調を改善する具体的な対処法
◉今日から始められるハトムギ茶習慣
東洋医学で水分代謝を改善する代表的な食材が「ハトムギ」です。
ハトムギは、漢方薬では「薏苡仁(ヨクイニン)」と呼ばれ、「利水滲湿(りすいしんしつ)」という効果があります。
これは、体の余分な水分を排出し、水の巡りを良くするという意味です。
ハトムギ茶の効果的な飲み方:
1日の目安量は500ml〜1リットル程度です。できるだけ温かくして飲むことをおすすめします。
朝起きてすぐに1杯、午後3時頃にもう1杯というように、1日2回に分けて飲むと効果的です。
もし冷たくして飲む場合は、胃腸に負担をかけないよう、食事の時間を避けて飲むようにしてください。
ハトムギ茶には、カリウムも豊富に含まれているため、むくみの改善に効果的です。
ただし、妊娠中の方は控えるようにしてください。
◉効果的な足のツボ押しセルフケア
水分代謝を改善する代表的なツボを3つご紹介します。
詳しくは冒頭の動画をご覧ください。
①三陰交(さんいんこう)
場所:内くるぶしの一番高いところから、指4本分上
効果:水分代謝の改善、むくみ解消
押し方:親指で5秒間、心地よい強さで押す。3回繰り返す。
②太衝(たいしょう)
場所:足の甲の、親指と人差し指の骨が合流する手前のくぼみ
効果:全身の気の流れを良くする、ストレス軽減
押し方:親指で円を描くように、やや強めに30秒マッサージ。
③湧泉(ゆうせん)
場所:足裏の、つま先を曲げた時にできるくぼみ
効果:体全体のエネルギー向上、むくみ改善
押し方:両手の親指で、5秒×5回押す。少し痛いくらいの強さで。
これらのツボ押しは、お風呂上がりや寝る前に行うとより効果的です。
◉水分代謝を高める食事のポイント
東洋医学では、体を温める食材を積極的に取ることで、水分代謝を改善できると考えます。
積極的に取りたい食材について:
まず、体を温める効果のある生姜、ニンニク、ネギなどの薬味を普段の食事に取り入れてみてください。これらは血行を良くし、水分代謝を高める働きがあります。
また、きゅうり、冬瓜、小豆などは利尿作用があり、体の余分な水分を排出するのに役立ちます。
主食では、玄米や雑穀を選ぶことで食物繊維が豊富に摂れ、腸内環境の改善にもつながります。
控えたい食材・飲み物について:
一方で、冷たい飲み物を飲みすぎると、胃腸の働きが悪くなり、水分代謝が低下してしまいます。
生野菜サラダばかりの食事も体を冷やしすぎるため、温野菜や煮物なども組み合わせるようにしましょう。
甘いものや油っこいものは、東洋医学でいう「湿」を生みやすい食材なので、この時期は控えめにすることをおすすめします。
特に、朝一番に冷たい飲み物を飲むのは、東洋医学的にはおすすめしません。
まずは常温の水やお茶から始めて、胃腸を優しく目覚めさせましょう。
こんな症状がある時は要注意・専門家にご相談を
◉セルフケアで様子を見て良い症状
夕方になると足がむくんでくるけれど、朝起きた時にはある程度解消しているという場合は、まずセルフケアから始めてみましょう。
また、体にだるさはあるものの、お仕事や家事など日常生活に大きな支障がない程度であれば、今回ご紹介した方法で改善が期待できます。
食欲もある程度あるという状態なら、胃腸の働きもそれほど悪くないと考えられるので、セルフケアで様子を見ても大丈夫でしょう。
1〜2週間続けてみて、変化を感じられるかチェックしてみてください。
◉専門家に相談した方が良い症状
治療院への相談をおすすめする場合:
朝から顔や足がパンパンにむくんでいる状態が続いている時は、水分代謝の機能がかなり低下している可能性があります。
また、むくみに痛みが伴うようになった場合や、今回ご紹介したセルフケアを2週間続けても変化が感じられない場合は、一度専門家にご相談いただくことをおすすめします。
むくみとともに肩こりや腰痛もひどくなっているという場合は、体全体のバランスが崩れているサインかもしれません。
医療機関への相談をおすすめする場合:
むくみとともに動悸や息切れが起こるようになった場合、また急激にむくみが悪化した場合は、心臓や腎臓の機能に問題がある可能性があります。
尿の量が明らかに減っている、体重が急に増加したという症状がある場合は、内科でしっかりと検査を受けることが大切です。
私の治療院では、鍼灸治療によって自律神経のバランスを整え、水分代謝を改善する治療を行っています。
特に、慢性的なむくみでお悩みの方には、体質改善を目指した治療をご提案しています。
もし、セルフケアだけでは限界を感じられた場合は、お気軽にご相談ください。
まとめ
湿度による「だるさ」「むくみ」は、単なる夏の不調ではありません。
体の水分代謝のバランスが崩れているサインです。
今回ご紹介した対処法をまとめると
今日から始められること:
まずはハトムギ茶を温かくして飲むことから始めてみてください。そして、三陰交、太衝、湧泉のツボ押しを習慣化しましょう。
普段の食事では、生姜やニンニクなど体を温める食材を意識して摂ること、お仕事中には足首回しなどの軽い運動を取り入れることが大切です。
2週間続けても改善しない場合:
セルフケアを続けても変化が感じられない場合は、治療院で根本的な体質改善についてご相談いただくことをおすすめします。必要に応じて医療機関での詳しい検査も検討しましょう。
湿度の高いこの時期を快適に過ごすために、ぜひ東洋医学の知恵を活用してみてください。
体の内側から水分代謝を整えることで、きっと毎日がもっと楽になるはずです。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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