肩こりで首をひねると痛い原因解消!肩甲骨を動かす対処法

肩こりがひどくなると
「首をひねるとピキッ!と痛む」
「手もしびれたりだるくなることもある」
「頭痛で仕事に集中できない」
そんな経験はありませんでしょうか?

実は痛みやしびれの元は背中や首ではなく、肩甲骨が動きにくくなっていることです。

一度試してみてください。

そのままの姿勢で首を上下に動かした感じと、肘を曲げて体の横に開き、手のひらを上に向けて同じように首を動かしてください。

はじめよりも動きやすくなっていませんか?

これは肩甲骨を動かして、肩こりの原因が改善したためです。

このブログでは、
①肩こりになる意外な原因の筋肉を自分で簡単にチェック
②状態に合わせた肩甲骨を動きやすくする方法
がわかります。

肩甲骨が動きやすくなると、首が動かしやすくなり仕事の効率も上がります。

ぜひ最後までご覧ください。

※動画は現在編集中です。もう少しお待ちください。

肩こりで首をひねると痛い原因は肩甲骨の裏?表?30秒セルフチェック

ではまず30秒、首と肩甲骨の動きづらさを体感してみてください。

①座ったまま首を上下左右に動かす
②次に腕を抱えるように背中を丸くして、同じように首を動かす

いかがでしょうか?
先ほどよりも痛みがあり、動かしにくくなっていませんか?

首や肩周りの筋肉は、地層のようにいくつかの筋肉が重なって、背骨や肩甲骨を動かしています。

背中が丸くなると、肩甲骨が外に開いて体に引っ付くように筋肉が緊張します。

ご自身の肩甲骨の裏側が緊張しているタイプか表側が緊張しているタイプかチェックしてみてください。

【肩甲骨の動きタイプチェック】
①親指を上にして前に出し、肘を伸ばします②肘を伸ばしたまま、腕全体が回転するように手を外側に向けてひねります③同じように、手を内側に向けてひねります左右の手で違う場合があったり、片方だけが捻りにくい場合もあります。

わかりにくい場合は、何度か繰り返してみてくださいね。

外側と内側どちらにひねると硬いでしょうか?

内側にひねると硬いタイプ → 肩甲骨裏側が緊張している・下を向きにくい
外側にひねると硬いタイプ → 肩甲骨表側が緊張している・上を向きにくい

それぞれのタイプで肩甲骨の動きやすい方がありますが、それにつながる腕や肩周りの筋肉も同じように緊張してきます。

それに合わせて対処法を変えることで、効果的に改善ができます。

首を動かすと痛い肩こりを1分でゆるめる!肩甲骨タイプ別《対処法2選》

それでは肩甲骨の動きタイプに合わせた対処方法をお伝えします。

タイプ別にほぐす場所を変えることで、1分間でも効率的にゆるみ、肩こりや首の動きを改善することができます。

まず肩甲骨の裏側の筋肉をほぐすストレッチです。
①手の甲を上にしてリラックスした手首をみぞおち前へ②反対の手で手首を肘の方向へ軽く押す
③10秒力む → 10秒脱力 × 3セット
※ポイント肩甲骨の裏側〜脇腹に少し力が入る感覚があれば成功です。
【NG】肩がすくむ=首に力が入る → 押す力を半分に!

もう一つは、肩甲骨表側の筋肉をほぐすストレッチです。
①肘を90°、掌を上 脇を軽く締める
②腕を外へ回しつつ掌は上向きキープ③肘を背中へ引き、顔は反対側を向く
④10秒力む → 10秒脱力 ×3セット
※ポイント 肩甲骨内側に力が入る感覚が出ればOKです。
【NG】肩が上る=肘を引きすぎる →引く力を半分に!

それぞれのストレッチは、肩甲骨を動かしながら行います。

軽く張りが出るくらいでちょうどいい強さです。
肩の力を抜いて、軽めにやってみてください。

いつもの肩こりじゃない?頭痛や手のしびれが出てくる危険な疾患

いつもと同じ肩こりだと思って様子を見ていると、命に関わる病気が隠れていることがあります。

その中でも特に気をつけてほしい、頭痛と手のしびれの見分け方をまとめました。

◉肩こり由来の頭痛と命に関わる頭痛の違い

肩こり・姿勢不良から来る緊張型頭痛は、
・後頭部から首すじにかけて重だるく締め付けられる
・温めたり姿勢を整えるとスッと軽くなる
という特徴があります。

すぐ救急車を呼ぶべき危険頭痛のサインには、
・バットで殴られたような突然の激痛
・嘔吐を伴う/片側の手足が力が入らない/ろれつが回らない
・痛みで意識がもうろうとする
といったものがあります。

これらは、脳梗塞や脳出血で起こります。

一つでも当てはまる場合は、すぐに病院を受診してください。

◉左肩〜腕の痛みは心臓からのSOSかもしれません

狭心症・心筋梗塞で出やすい放散痛には、
・胸部の圧迫感が肩・顎・左腕に痛みやしびれが広がる
・冷汗・息切れ・動悸が同時に起こる
ことがあります。

とくに注意が必要な人は、
・高血圧・糖尿病・喫煙歴がある
・階段や早歩きで胸や肩がズキッと痛む
場合です。

★迷ったらどうする?
・痛みが5分以上続く・休んでも治まらない → 119 番通報
・数分で治まっても繰り返す → 早めに循環器科へ

どちらの症状も、肩こりでも見られる一般的な症状を伴うことが多いです。

少しでもいつもと違う気になることがあれば、すぐに病院を受診してください。

まとめます。

首をひねると痛む肩こり。
原因は首ではなく肩甲骨の動きの悪さです。

肩甲骨裏側が緊張している・下を向きにくい
肩甲骨表側が緊張している・上を向きにくい

30秒セルフチェックで裏側・表側どちらが硬いか判定し、タイプ別ストレッチを1分行えば首の可動域がスッと回復します。

ただし、
片手のしびれや握力低下
バットで殴られたような突然の激痛頭痛
胸の圧迫感+左肩〜腕への痛み・冷汗
は脳血管障害・心疾患の警告サインです。

いつもと違う症状があればすぐに病院を受診もしくは、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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