長時間のデスクワークでこんな悩みはないでしょうか?
・首や肩がガチガチに凝る
・背中を伸ばしてもすぐに猫背になってしまう
実は肩こりを引き起こす猫背の原因は、背中ではなく前側の筋肉、腕や胸の筋肉がこわばっているからです。
ここが硬いと背中を伸ばしてもすぐに丸くなってしまい、肩こりが慢性化する原因になります。
改善するポイントは、前側の筋肉をゆるめること。
このブログでは、肩こりを招く猫背の意外な原因筋肉のセルフチェックと、仕事中にもできる改善方法をお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
猫背で肩こりがつらい?意外な原因筋肉を簡単セルフチェック
それでは早速チェックしてみてください。
2つのテストで、腕・胸の筋肉が肩こりの原因になっていないか確認しましょう。
◉うなずきテスト
①座った状態で首を上下に動かす感覚を覚えておいてください
②手を後ろで組んで腕を軽く引きます※腕を引く事が難しい方は、後ろで組むだけでOKです。
③同じように首の上下の動きやすさを確認してください
首が楽に動けば、腕の筋肉の緊張が肩こりを引き起こす原因です。
◉振り向きテスト
①座った状態で首を左右に回す感覚を覚えておいてください
②仰向けに寝て手のひらを上にし体の横におきます
③同じように左右に回し、動きやすさを確認してください
動きがスムーズになれば、胸の筋肉の緊張が猫背や肩こりを悪化させる原因です。
結果はどうでしたでしょうか?
これらの筋肉が硬いほど、背中を伸ばしても猫背になりやすく肩こりが慢性化しやすくなります。
では、なぜ腕や胸の筋肉が肩こりや猫背といった姿勢に関係するのでしょうか?
次の章では、腕の筋肉が肩こり・猫背にどう関係するのか、そして仕事中にも出来る簡単ケアをご紹介します。
手や腕の使いすぎが原因でも肩こりがひどくなります
腕の筋肉が肩こりの原因になるのは、手や腕と肩甲骨の動きが肩甲骨とつながっているからです。
大きく分けると肩甲骨裏側の筋肉と表側の筋肉です。
肩甲骨の裏側の筋肉…前鋸筋(ぜんきょきん)など
肩甲骨の表側の筋肉…三角筋・僧帽筋など
たとえば、パソコン作業やスマホ操作などで腕を長時間使うと、腕の筋肉(前腕屈筋群や上腕二頭筋)が緊張しやすくなります。
これらの筋肉が緊張すると肩や肩甲骨を動かす筋肉に負担がかかるため、肩甲骨の動きが悪くなり、肩こりや猫背、巻き肩を引き起こしやすくなります。
このように、腕と肩甲骨、そして肩周りの筋肉はつながっているため、腕の筋肉をゆるめることで肩こりが改善しやすくなるということです。
では、腕のストレッチをお伝えします。
①手のひらを上にして指で机の縁に当てます②そのまま肘を伸ばします
③腕の筋肉が伸びたら20秒ストレッチ
伸び感が和らぎ、肩が回しやすくなれば OKです。
痛みが出る場合は無理をせず角度を浅くしてみてください。
胸の筋肉が肩こりの原因になるのはなぜ?
胸の筋肉が肩こりの原因になるのは、デスクワークなど前屈みの姿勢にあります。
デスクワーク中は前屈みでパソコン作業などを行いますが、この姿勢では大胸筋や小胸筋(胸の前側の筋肉)が縮みやすくなり肩が前に引っ張られます。
そうすると肩甲骨が外に開き、背中や首の筋肉がそれを支えようと過剰に働きます。
これが猫背や巻き肩を引き起こし、結果として、肩こりや首こりが慢性化しやすくなります。
この胸の筋肉をゆるめることで、楽な姿勢が取りやすくなり肩こりが改善しやすくなります。
では、胸の筋肉のストレッチをお伝えします。
①腕を体につけて肘を90度に曲げる
②手で机の縁を持って体を反対方向にひねる③胸の筋肉が伸びたら20秒ストレッチ
④反対側も同じように行う
これで胸の筋肉がゆるみ、肩が開きやすくなります。
まとめます。
猫背や肩こりは背中ではなく、縮んだ腕と胸の筋肉が首肩を前へ引き寄せることで起こります。
まず、うなずき・振り向きテストで前側の硬さを確認し、手のひらを上にした腕ストレッチで肩甲骨を動かしやすくしたら、胸を開くストレッチで肩を後方へ戻しましょう。
腕→胸の順でほぐすと背中は自然に伸び、首・肩の負担が抜けて呼吸も深くなります。
それでも凝りがすぐ戻る、痛みやしびれが出る場合は、体の歪みや自律神経のバランスが大きく崩れていることも考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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