2月になりましたね。
節分も終わりそろそろ花粉が飛び出す季節になりました。
日本気象協会の発表では、今年春の花粉飛散予測は例年並みの2月ごろから本格的にスタートするそうです。
愛媛県を含む四国地方では、2月上旬から飛び始め過去10年間と比べても、少し多いという予測が出ています。
こんな予測を見ていると気になるのが花粉症ですよね。
実は僕自身も以前は花粉症に悩んでいた一人です。
現在では花粉症の症状はなくなったのですが、花粉症が辛いときには、
・滝のように鼻水が流れて止まらない
・目が痒くて何度も目を洗う
・目がコロコロして目を開けているのが辛い
・くしゃみが出ると止まらない
といった症状がありました。
特に目の症状は、ドライアイもあったので花粉症なのか何なのか?と気にしていたのを覚えています。
目の痒みやコロコロした違和感を気にせず、楽にお出かけしたいですよね。
そこで今回は、花粉症について解説し、ドライアイとの違いや目の症状を改善するためのセルフケアについてまとめてみました。
ぜひ一緒に解消していきましょう!
花粉症で約80%の方が目の症状でお悩みです。
2010年の厚生労働省発表では、日本国民の約30%が花粉症に悩まされているというされており、2023年には40〜50%が罹患しているという国民病とも言える花粉症。
その中で、目の症状でお悩みの方は約80%というデータもあります。
目の中に花粉などのアレルギーの元が入ると、目の粘膜に炎症が起きます。
これは免疫反応と呼ばれるもので、炎症が起こると排除しようとして粘膜が腫れたり涙を流したりします。
この粘膜の腫れや鼻水を流すといった反応は神経により起こります。
自律神経の反応によって血管が拡張し目が充血したり涙を流したり、感覚神経が反応すると目の痒みや目がコロコロすると感じることもあります。
目のかゆみチェック。この症状は花粉症?それともドライアイ?
そんな目の痒みですが、花粉症以外にも同じような症状になるものにドライアイがあります。
今回簡単にできる5個のチェック項目を用意しました。
あなたの目の症状が花粉症によるものか、それともドライアイによるものかチェックしてみてください。
①目が乾いた感じがする
②モノがかすんで見える
③光がまぶしく感じる
④目が痛くなる
⑤まぶたが重い
いかがでしたでしょうか?
この中の一つでも当てはまればドライアイの可能性があります。
とはいえ、花粉症も同じような目の症状が出てきます。
目が疲れる、目がゴロゴロする、目がかゆい、目が赤くなる、目に不快感がある、涙が出る、目やにが出るなどは、どちらにも共通する症状と言われています。
ほとんど同じような症状の、花粉症の目の痒みとドライアイの違いは、「涙の量がが多い」か「涙の量が少ない」かです。
花粉症では、免疫反応により異物を洗い流そうと涙が多くなるのに対して、ドライアイでは涙の量が少ないため異物を洗い流すことが不十分になり、症状が出てきます。
特にドライアイでは、涙を蒸発させないための油分が十分に足りていないために目が乾燥しやすくなります。
対処法としては、目を閉じた状態でまぶたの上から温めることがドライアイの改善につながります。
まぶたの周りには、涙を乾燥から守る油分を出すところがあり、そこを温めることで油分が流れやすくなり目が潤いやすくなるためです。
また、ドライアイと花粉症は相互に影響し合うことが多いとも言われています。
ドライアイでは涙を流す量が少ないため、異物を十分に排除できないので、目についた花粉なども洗い流すことができず花粉症の症状が悪化する原因になります。
まずは、目の周りを温めてドライアイを少しでも解消するのも花粉症の目の症状を抑えるポイントになります。
花粉症で目がかゆいのを抑えるセルフケア
それでは、目がかゆい時に簡単に症状を抑えるセルフケアをお伝えします。
今回のセルフケアは、ツボ押しです。
花粉症の目の痒みに効くツボは足にあります。
【目のかゆみを抑えるツボ】
場所は足の甲にあります。
足の親指と人差し指の間を指先から足首に向かって滑らせていき、骨と骨の間の止まるところです。ツボの押し方は、指先で骨と骨の間に指を入れるイメージで、少し強めに押します。押した際に、少しピリッとする感じやズシっとする感じがすることがあります。
そこを1〜3秒ギュッと押してパッと離すようにして、5回ほど繰り返してください。
少し痛みがあるのが気持ちいいツボですが、無理やりグリグリするのは避けてください。
そのほかにも、花粉症に関連する動画がありますので、こちらも合わせてご覧になってみてください。
まとめ
目の中に花粉などのアレルギーの元が入ると、目の粘膜に炎症が起きます。
これは免疫反応と呼ばれるもので、炎症が起こると排除しようとして粘膜が腫れたり涙を流したりします。
自律神経の反応によって血管が拡張し目が充血したり涙を流したり、感覚神経が反応すると目の痒みや目がコロコロすると感じることもあります。
ほとんど同じような症状の、花粉症の目の痒みとドライアイの違いは、「涙の量がが多い」か「涙の量が少ない」かです。
花粉症では、免疫反応により異物を洗い流そうと涙が多くなるのに対して、ドライアイでは涙の量が少ないため異物を洗い流すことが不十分になり、症状が出てきます。
特にドライアイでは、涙を蒸発させないための油分が十分に足りていないために目が乾燥しやすくなります。
対処法としては、目を閉じた状態でまぶたの上から温めることがドライアイの改善につながります。
花粉症の目の痒みに効くツボは足にあります。
足の親指と人差し指の間を指先から足首に向かって滑らせていき、骨と骨の間の止まるところです。
そこを1〜3秒ギュッと押してパッと離すようにして、5回ほど繰り返してください。
少し痛みがあるのが気持ちいいツボですが、無理やりグリグリするのは避けてください。
セルフケアは、継続して行うことでより効果が高まってきやすいです。
また、当院でも花粉症の治療を行っています。
少しでも早く症状を軽減したい、日々の辛い症状から解放されたいとご希望の方は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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