当院に来院される学生に、最近多くなっているのが投球時の肩の痛み。
野球を始めた小学生から硬式野球の高校生まで、色々な年代の学生が来ます。
そんな肩の痛みのある学生に共通する問題があり、そこを見直すことが大切だと私は考えていますので、よくいただくご相談を交えながら解説します。
今回のテーマ
野球をしている小学生のお子さんからも、試合中にボールを投げた時に肩が痛くなった、というご相談をいただきます。
お話をお聞きすると、ピッチャーや内野手など投げる機会の多いポジションで、マウンドからキャッチャーにボールを投げた際に痛みが出始めた、という方もいらっしゃいます。
病院で使い過ぎのために痛みが出ていると言われ、安静を指示されたものの、休むと痛みがなくなるが、練習を始めるとすぐに痛みが出てくる、という方もいらっしゃいます。
状態を確認すると、立ち姿勢が真っ直ぐではなく、足の真ん中ではなく後方に重心が乗って、体が片側に少し傾いていることがあります。
足の踏ん張り具合と筋力を確認すると、片足にまっすぐ力が入らず、少し外側に向かって力が入ってしまうことがあります。
そのために下半身からの力がうまく使えず、肩だけでボールを投げるようになってしまい、肩を傷めてしまうことがあります。
施術の方針は、立ち姿勢をまっすぐに、片足でもしっかり踏ん張れるように整え、下半身と上半身がうまく使えるようにすることです。
施術のあとには、施術前に行った検査と同じ検査(足の踏ん張りや、立ち姿勢)で、どう変わったかを比べて確かめます。
そのうえで、シャドウピッチングで痛みが出るかどうかを、力の強さを段階的に上げながら確かめます。
ご自宅で行うトレーニングを宿題としてお伝えし、練習を再開する時期は、痛みの出方を確かめながらご相談して決めていきます。
ピッチングで大事なのは下半身

ピッチングには下半身が大事、ということは野球をしている方ならご存知だと思いますが、どんなふうに大事なのかはご存知ない方が多いです。
上半身を無理に力まずに投球しようとすると、下半身がしっかりと安定させないといけません。
ところが、小学生のお子さんも、中学や高校生の野球部の学生も、しっかりと下半身が安定していない方がほとんどです。
安定した下半身を作るためには、足の向きと膝の向きが大事になります。
基本的に軸足になる方は、投げる方向に向かってまっすぐに出さないといけませんが、足の向きだけでなく膝の向きも合わせる必要があります。
足先の向いている方に力が入るようになっているので、その向きに合わせて膝も出していかないと、うまく下半身の力が上半身に伝わっていかないということです。
では、足の向きと膝の向きを合わせて、下半身の力を投球に使いやすくするトレーニングをお伝えします。
投球時の足の向きと膝の向きを合わせるトレーニング
トレーニングはブログ冒頭の動画で解説していますので、ぜひご覧ください。
当院のスポーツ障害の施術についてはこちらをご覧ください。
スポーツ障害|当院の考え方
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(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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