患者さんの症例|脱臼と思って来院したら骨折していた患者さん

赤紫色を帯びた手指を広げて確認している手
患者さんの症例

農家 40代 女性

草引きをしていて、なかなか抜けない大きな根を強く引っ張ったときにボキッとなって指が曲がってしまった、という方が来院されました。

雑草の掃除中だったそうで、なかなか抜けない草を指に絡めて引っ張ったときに傷めたようです。

患部を見ると明らかに関節ではないところで指がゆがんでいます。

患者さんによると、痛みはあるが少し曲がっているくらいで、ボキッと音が鳴ったのもあり脱臼したのではないかなー?と思ったそうです。

あらためて患部をチェックして痛みの場所の確認と運動を見ると、やはり関節部ではなく骨幹部に痛みと動揺性が見られます。

整復動作により患部の処置をすることもできるのですが、触診していると骨幹部の状態がどうしても引っ掛かります。

指の整復はきちんと整えないと、指を曲げた時に軸のブレがでてしまうので、慎重に見ました。

院では患部が悪化しないよう副子固定の処置をして、整形外科にて画像検査と処置を依頼。

やはり患部の骨に異常があり、骨幹部の内軟骨種により骨折しやすい状況だったようです。

こういう場合に、確認することが大事だとあらためて認識することができました。

(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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