患者さんの症例
会社員 男性 30代
ゴルフでもともと腰を何度か傷めていて、今回は練習中に腰をひねった患者さん。
ゴルフではスイングによって無理をしてひねるため、腰にかなり無理がかかり、筋肉や靭帯、軟骨などに炎症を起こす場合があります。
腰の場合筋肉が大きく、背骨の支えとなっているため、筋肉の損傷が多くみられます。
ぎっくり腰がその代表格ですが軽度の筋膜性の腰痛症なども多いです。
今回のかたも急にひねる動作が多かったため、踏ん張る際の左の殿筋と背骨を支える脊柱起立筋の緊張がきつく出ていました。
炎症を抑えるためにアイシングと低周波を、筋肉と背骨自身の負荷を軽減させるために整復動作などを行い、施術後は動きやすくなり体を楽にひねられるようになりました。
ゴルフだけでなく、野球やテニスなどスイングする競技では、腰をひねることによる腰の痛みが多いので、いきなりスイングするのは避けるようにしてください。
運動の基本は前後の屈伸ですので腰を曲げ伸ばしして、体をほぐしておいてからスイングなどの練習するようにしてくださいね。
当院では、患部の状態だけでなく、普段の骨格バランスも確認しながら施術を行っています。
骨格が安定していないと骨でなく筋肉で体を支えるためにどうしても体に無理がかかりやすくなります。
まずはしっかりとバランスが取れる体にすることが大事ですので、ケガだけでなく慢性的な肩こりや腰痛でもご相談くださいね。
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