6月になり、あっという間に梅雨の季節になりましたね。
この時期になると、梅雨特有のジメジメとした空気で体がだるくなったり、足のむくみが気になる人が増えます。
足のむくみが気になるという方にお話をお聞きすると、むくみがひどくなってくると、痛みが強くなり、日常生活も不快な日が多くなることが多いようです。
むくみだけでなく痛みも出てくると、日々過ごすのも大変ですよね。
そこで今回は、足のむくみについて解説し、解消する方法をまとめました。
普段からむくみが気になる、むくみで足が痛むという方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。
足のむくみで痛い…マッサージで解消できる?
足のむくみが見られやすいのは、特にデスクワークをしている方や妊婦さん、出産後の女性です。
足が浮腫む原因は、血液やリンパの流れが悪くなることです。
むくんだ状態が続くと、静脈が炎症を起こしたり、血栓ができて血管にコブができたり(静脈瘤)するため、痛みが出てきます。
その理由として、
・足は体の一番下にあり、重力で水分が溜まりやすくなる
・心臓から遠いため、血液を送り返す力が弱くなる
ことが挙げられます。
下半身に下がってきた血液は、足の筋肉によって心臓へと送り返されます。
座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事などで、同じ姿勢を続けることにより、筋肉が緊張することで血液の流れが悪くなり、足のむくみが出てきます。
足にマッサージをすることで、血液やリンパの流れが良くなり、むくみや痛みが解消しやすくなります。
足のむくみ解消のためのマッサージ効果を最大限に引き出すポイントとは?
足のむくみは、血液やリンパの流れをよくすることで解消されます。
マッサージを行う際に2つのポイントに注意することで、その効果を最大限に引き出すことができるようになります。
そのポイントになる一つ目は、股関節をほぐすことです。
股関節は足の付け根にあり、体から足につながる血管やリンパ管の一番初めの通り道でもあります。
股関節の緊張をほぐすことで、体と足との間の血液やリンパの流れが良くなり、その結果としてむくみが解消しやすくなります。
もう一つのポイントは、マッサージの強さです。
血液とリンパを流れやすくすることで、足のむくみが解消しやすくなりますが、足から心臓に戻ってくる際の静脈やリンパは、弾力が少なく柔らかいです。
体の皮膚に近いところを通るため、揉むというよりも、さするようなイメージで行うと効果が出やすくなります。
血液・リンパの流れを良くする!足のむくみ解消に効くマッサージ
それでは、足のむくみを解消するマッサージをお伝えします。
まず一つ目のポイントである、股関節のマッサージです。
股関節のマッサージ
①座って行います
②股関節前側を下から上に10回持ち上げるようにほぐします※骨盤の出っ張りの下で少し内側
2つ目のポイントはマッサージの強さです。
マッサージの強さは、皮膚にシワがよる程度を目安に行います。
これは、足首から太ももまで行う際のやり方も合わせてお伝えします。
まず、足首から膝まで行います。
①指を輪っかにして足首をつかみます。
②輪っかをなるべく広げないように、膝を越えるまでふくらはぎをさすり上げます。
ここまでを5〜10回繰り返します。
次に、膝から股関節に行います。
③指を輪っかにして膝をつかみます。
④膝の上から股の部分までくると、指の輪っかをはずし、股関節の前側を超えるまでさすり上げます。
ここまでを5〜10回繰り返します。
これで、足のむくみで痛い時も症状を緩和することができます。
動画でもやり方の説明をしていますので、ぜひご覧になってみてください。
まとめます。
⚫︎足のむくみは血液やリンパの流れが悪くなり起こります。
⚫︎マッサージは、血液やリンパの流れを良くする目的で行います。
⚫︎ポイントは股関節のマッサージと足全体に行う際の強さです。
⚫︎マッサージの強さは、皮膚にシワがよる程度の強さを目安に行います。
このマッサージをしてもむくみやそれに伴う痛みが楽にならない場合は、その他の原因が考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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