患者さんの症例|野球で肩やひじが痛くなった小学生

白い野球ボールをカメラに向かって差し出す野球選手の手元
患者さんの症例

小学生 男の子 野球部

キャッチャーをしている男の子が、1ヶ月ほど前から投球やバッティングでも肩やひじが痛くなるということで来院されました。

病院でも見てもらったそうですが、オーバーワークのために痛みが出ているので、しばらく安静にするように指示され、休みを取ると痛みは軽減しますが、練習再開でまた痛みが悪化するようです。

当院では、まずは立ち姿勢で体のバランスを見ていきます。

立ち姿勢を確認すると、前後左右ともバランスが崩れ重心が安定した状態で立つことができていません。

片足立ちをしてもらうと、より顕著にバランスの崩れが分かります。

患部の状態を確認すると、筋肉や関節に炎症は出ているようですが、可動性に問題はありません。

投球動作をしてもらうと、上半身と下半身の連動がうまくいかず、無理やり体をひねって投球しているのが良くわかります。

検査によって分かったところを、それぞれ説明しながらお母さんにも確認をしてもらいます。

まずは、運動するうえで一番大事な下半身の重心のかけ方を指導。

重心バランスの意識をどこに置いて、どういう風に動いていくのかということを少しずつ説明していきます。

下半身の使い方を少しイメージできるようになったので、投球フォームの再チェック。

そうすると、肩やひじの痛みが軽減しました。

投球の際に下半身が大事だということを理解してもらえたので、患部の負担を減らす施術を行います。

施術終了後、もう一度投球に際しての下半身の使い方の反復練習を指導し、次回までの宿題としてもらいました。

現在で、4回通院してもらっていますが、投球動作ではほとんど痛みなく練習できるようになりました。

(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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