「足の小指が内側に曲がってきた気がする…」
「歩くと小指のあたりが痛くて靴を履くのがつらい…」
「外反母趾もあるけど、小指まで曲がってきて不安…」
こんなお悩み、ありませんか?
足の小指の変形や痛みでお悩みの方、本当に多いんです。
私の治療院でも、
「外反母趾もあるけど小指も曲がってきた」
「歩くと小指が痛い」
「靴が合わないせいかな」
というご相談をよくいただきます。
でもご安心ください。
内反小趾は、原因を知って正しいケアを続ければ、ご自身で予防・改善できる可能性があります。
外反母趾の原因とも共通しているところがあるので、一緒にケアすることもできます。
この記事では、内反小趾の本当の原因と、ご自宅でできるセルフチェック・予防のための足指エクササイズについてお伝えします。
実は、内反小趾は小指そのものに問題があるのではなく、土踏まずのアーチの崩れ(扁平足)が深く関わっていることが多いんです。
※動画は現在編集中です。もう少しお待ちください。
「内反小趾」とは?外反母趾との関係
内反小趾とは、足の小指が親指側(内側)に向かって曲がってしまう状態のことです。
外反母趾が親指が外側に曲がるのに対して、内反小趾は小指が内側に曲がります。
実は、この2つは原因がとても似ているんです。
どちらも土踏まずのアーチの崩れが深く関わっているため、外反母趾がある方に内反小趾が同時に見られることも珍しくありません。
よくある誤解をまとめます。
・「小指の骨が曲がっている」 → 初期の段階では骨が大きく変形しているわけではなく、足のアーチの崩れによって小指の向きや動きが変わってしまった状態です
・「靴が小さいから起こる」 → 靴のサイズだけが原因ではありません。
足の指をしっかり使えていないことが根本的な問題です
・「子どもはならない」 → 子どもでもなります。
足の指を使わない生活習慣があれば、年齢に関係なく起こる可能性があります
内反小趾と「扁平足」の深い関係

「足の小指が内側に曲がっているから、小指が悪い」
そう思いがちですが、実はそうではありません。
内反小趾の多くは、土踏まずのアーチが崩れている(扁平足)ことが大きく関わっています。
足の指をうまく使えていないことが、内反小趾につながっているんです。
正常な足には、内側の縦アーチ(いわゆる土踏まず)、外側の縦アーチ、そして足指の付け根を横に結ぶ横アーチの3つのアーチがあります。
これらは足の裏にある足底筋膜(そくていきんまく)や、足の指を動かす筋肉、舟状骨(しゅうじょうこつ)や立方骨(りっぽうこつ)などの骨や靭帯によって保たれています。
内反小趾に特に深く関わっているのが、足指の付け根にある横アーチです。
では、どうして内反小趾になるのか。
体の中で起きていることを段階的にお伝えします。
1. 足指を使わない生活が続く
家の中で靴下を履いて過ごしていると、足が滑りやすく、足の指で踏ん張る必要がなくなります。
サンダルなどズレやすい履き物で引っ掛けるように歩いたり、大きすぎる靴や小さすぎる靴を履いていると、足の指をしっかり使う動きが妨げられます。
2. 足のアーチを支える筋肉が弱くなる
足指をしっかり使わない状態が続くと、土踏まずのアーチを支えている足底筋膜や足の筋肉がうまく働かなくなります。
その結果、アーチが徐々に崩れてきます。これが扁平足の状態です。
3. 足のクッションがなくなり、ふくらはぎで代償する
アーチが崩れると、歩いたり走ったりする時の衝撃を足の裏で吸収できなくなります。
その分、ふくらはぎの筋肉がクッションの役割を肩代わりするため、足全体が疲れやすくなります。
4. 横アーチが崩れ、足指の付け根が広がる
足の指を使えない状態が続くと、足指の付け根にある横アーチも崩れてきます。
横アーチが崩れると、足指の付け根部分が扇のように広がります。
この時、第5中足骨(小指につながる骨)が外側に広がり、小指が相対的に内側へ押されて曲がっていきます。
これが内反小趾です。
同時に、浮指(うきゆび)といって足の指が地面から浮いた状態になることもあります。
つまり、内反小趾は足の小指が悪いのではなく、土踏まずのアーチの崩れが大きく関わっているんです。
そのまま放っておくとどうなる?
扁平足や内反小趾をそのまま放置すると、足だけの問題では済まなくなることがあります。
・足の小指周辺の痛みが慢性的に続く
・外反母趾も同時に進行しやすくなる
・魚の目ができやすくなる
・姿勢が悪くなり、肩こりや腰痛にもつながる
・歩く時に疲れやすくなる
足は体の土台です。土台が崩れると、その上の膝・腰・背中にも影響が出てきます。
自宅でできる4つのセルフチェック
ここでは、ご自身の足の状態を自宅で確認できるチェック方法をご紹介します。
裸足になって確認してください。
チェック1:小指の向きを確認する
足を正面から見てください。
足の小指がまっすぐ前を向いている状態が正常です。
小指の先が親指側(内側)に曲がっている場合は、内反小趾の傾向があります。
小指の付け根の部分が外側に出っ張っていたり、小指が薬指の下に潜り込んでいる場合は、内反小趾が進んでいる状態です。
チェック2:足の指を閉じる力があるか
タオルを足の親指と人差し指の間に挟み、引っ張ってみてください。
この時、足指は握らず伸ばした状態で、真横に挟むようにします。
引っ張ってもタオルがはずれなければOKです。
引っ張るとすぐにはずれてしまう場合は、足の指を閉じる力(横アーチを支える筋力)が弱くなっている可能性があります。
チェック3:かかとのラインがまっすぐか
後ろを向いて立った状態で、アキレス腱からかかとにかけてのラインを確認してください。
スマホで写真または動画を撮るか、ご家族に見てもらうとわかりやすいです。
このラインがまっすぐになっているのが正常です。
かかとのラインが内側に倒れている場合は、扁平足で土踏まずのアーチが崩れている可能性があります。
チェック4:つま先立ちでまっすぐ上がれるか
つま先立ちをしてみてください。
足首がまっすぐにピンと上がるのが正常です。
つま先立ちの時に足首が内側に倒れてしまったり、ふらつく場合は、足がしっかり踏ん張れていない状態です。
セルフチェックの結果について
4つのチェックすべてが正常であれば、足の状態は良好です。
1つでも気になる点があれば、次にご紹介する足指エクササイズを始めてみてください。
早い段階で対処することが大切です。
チェック中に痛みが出る場合は、無理をしないでください。
足指のセルフケア
足指エクササイズ1:足指を閉じるトレーニング
足の指を閉じる力をつけるトレーニングです。横アーチを支える筋力を鍛えることで、内反小趾の予防・改善につながります。
やり方:
1. 足指の付け根に力が入るように、足指をキュッと締めます
2. 10秒力を入れて、緩めるを繰り返します
やりにくい場合は、手の指で補助しながら行ってください。
足指エクササイズ2:タオルの引っ張り合い
足の指の締める力をつけるエクササイズです。
やり方:
1. タオルを両足の親指で挟みます
2. 5秒間、左右に引っ張り合います
3. 緩めて、また引っ張るを繰り返します
ポイント:
・足指は握らず、伸ばした状態で行ってください
・はじめはなかなかできないと思いますので、少しずつ手を使ってサポートしながらやってみてください
足指エクササイズ3:グーチョキパー運動
足の指をしっかり使えるようにするための基本のエクササイズです。
やり方:
1. グー:足の指を全部ギュッと握ります。しっかり力を入れてください
2. チョキ(親指が上):親指を上に、残りの指を下に曲げます
3. チョキ(親指が下):親指を下に、残りの指を上に曲げます
4. パー:足の指を横に大きく広げます。上に持ち上げるのではなく、横に広がるイメージです
これを10回ほど繰り返してください。
ポイント:
・最初はうまくできなくても大丈夫です。続けるうちに少しずつ動くようになります
・お風呂上がりなど、足が温まっている時にやると動かしやすいです
エクササイズの効果と限界について
これらのエクササイズは、症状が出る前の予防としても、症状がある場合のケアとしても効果的です。
まずは2週間続けてみてください。
2週間ほど繰り返しても足の痛みや小指の曲がりが改善しない場合や、仕事や日常生活に支障が出ている場合は、当院までご相談ください。
まとめ
内反小趾の原因とセルフチェック、予防エクササイズについてお伝えしました。
重要なポイントは:
・内反小趾は足のアーチ(特に横アーチ)の崩れが大きく関わっている
・外反母趾と原因が共通しているため、同時にケアすることができる
・靴下での生活や合わない靴が足指を使わない原因になっている
・4つのセルフチェック(小指の向き・閉じる力・かかとのライン・つま先立ち)で足の状態を確認できる
・足指を閉じるトレーニングやグーチョキパー運動で足指の力をつけることが予防・改善につながる
無理せず、少しずつエクササイズを続けてみてください。
つらい症状を我慢せず、気になることがあればお気軽にご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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