立ち仕事で股関節とお尻が痛い|西条市30代女性ショップ店員の改善事例

「立ち仕事をしていると、だんだんお尻が痛くなってくる…」
「朝はマシなのに、お昼を過ぎると立っているのがしんどくなる…」
「あぐらをかこうとすると、股関節が広がらなくて痛い…」

こんなお悩み、ありませんか?

立ち仕事で股関節やお尻に痛みが出る方、本当に多いんです。

私の治療院でも、「仕事中にだんだん痛みが強くなって、立っているのがつらい」という患者さんが多く来院されます。

でもご安心ください。

この記事では、西条市からお越しの30代女性ショップ店員さんの改善事例をもとに、立ち仕事で起こる股関節とお尻の痛みの原因と改善方法についてお伝えします。

実は、お尻や股関節の痛みは、腰の問題と深く関係していることが多いんです。

※股関節とお尻のセルフケア動画は現在編集中です。もう少しお待ちください。

どんな症状でお悩みだったか

今回ご紹介するのは、西条市にお住まいの30代女性ショップ店員さんです。

元々腰痛があり、仕事で立つ時間が増えてからお尻の痛みと股関節の痛みが出てきたとのこと。1ヶ月以上前から症状が続いていました。

仕事をしているとお尻が痛くなってきて、朝はマシだけれどだんだんと痛みが強くなり、お昼以降は立っているのがしんどくなるそうです。

また、数週間前から股関節が広がりにくくなり、あぐらの姿勢にすると左足があまり広がらない状態でした。広げようとすると痛みがあるとのことです。

立ち仕事が増えたのに痛みがあって歩きにくくなり、歩く時間が長くなると足が上がりにくい感じもするため、月末の旅行に行けるか心配されていました。

腰痛だけでなく、お尻や股関節も痛くなってきたことで、「仕事ができなくなるのではないか」「坐骨神経痛やヘルニアになったらどうしよう」という不安を感じていらっしゃいました。

近くの接骨院に通っていたそうですが、無理に股関節をマッサージされて痛みがひどくなり、治療後に痛みが強く感じることもあったため、当院にお越しになりました。

当院で確認した症状

当院で確認した症状は以下の通りです。

– **股関節の屈曲制限**:股関節を曲げた際に関節の前側で詰まる感じがあり、そのためにあぐらのように開きにくくなっている
– **臀筋の緊張**:お尻の外側にも緊張がある
– **骨盤の傾き**:背骨に対して骨盤の傾きがある(姿勢の問題)
– **足首の動きの悪さ**:足首に緩みがあり、しっかり踏ん張れていない状態

痛みの本当の原因

検査の結果、**骨盤から背中の背骨の歪みと股関節周りの筋肉の緊張**が原因であることがわかりました。

歪みがあることで筋肉に緊張が出て、動かしにくくなっていたのです。

特に股関節を曲げた際に関節の前側で詰まる感じがあり、そのためにあぐらのように開きにくくなっていました。

また、足首に緩みがありしっかり踏ん張れていないため、腰に負担がかかり、背中の歪みが出やすい状況でした。

なぜこのような症状が起こったのか

作業する姿勢に偏りがあり、背骨の歪みなどから骨盤やお尻周りの筋肉の緊張が起こっていました。

また、足がしっかり踏ん張れないため体に余分な力が入り、緊張が強くなっていたのです。

**強い刺激は逆効果になることもあります**。腰の筋肉は股関節やお尻の筋肉とも関係するので、無理な姿勢で仕事を続けていると、今回のように腰以外のところに症状が出ることがあるんです。

当院での治療

まず、背骨から骨盤の傾きを整えて、腰を伸ばしやすく整えました。

股関節の関節可動性が少なくなっていたので、軽い牽引を加えながら関節を整えると、股関節が曲がりやすくなりました。それにより、さらに腰が伸びやすくなりました。

また、足首の緩みを整えて動かしやすくなると、姿勢が安定し、体をひねったり伸ばしたりしやすくなりました。

治療計画

初めは姿勢の歪みと動作の左右差が大きく、それぞれの歪みや動きを整えるために、1週間に1回を2週間続けての来院をお伝えしました。

その後2週間、3週間と間隔をあけ、現在は月1回で定期的に体のチェックをしています。

治療後の変化

**初回治療後**:股関節が当初よりも7割ほど曲げやすくなりました。まだ曲げると痛みがありましたが、体が捻りやすくなりました。

**2回目来院時**:姿勢も伸ばしやすくなり、股関節が広がりやすくなりました。

**3回目**:歩く時にはほとんど気にならなくなりました。股関節は少し痛みと広がりにくさが残っている状態でした。

**4回目**:股関節とお尻の痛みはほぼ気にならなくなりました。仕事時間が長くなると全身がしんどいくらいまで改善しました。

また、元々の腰痛も楽になり、肩こりもあったのですが、月1の施術で楽に仕事ができるようになりました。

患者さんの声

初回治療後から動きやすくなったので、「旅行に行けるかも!」という気持ちが出てきたと言われていました。

「前のところでは強く揉んでくれていたけど、揉んだりしないのに動きやすくなるので、こちらも楽です」

「もう少し早く来ればよかった」

とおっしゃっていました。

苦しんでいた時に比べて、仕事が早くできるようになり、帰ってからの家事も楽になったそうです。

同じような症状でお悩みの方へ

お尻がコリやすかったり疲れやすかったりするのは、腰を支えるために、無理な姿勢や動作になっている場合もあります。

その場合の原因は、**姿勢の崩れ**にあることが多いです。

体を休めて3〜4日しても、作業を再開すると症状がぶり返す場合は、お早めの対処をおすすめします。

まとめ

立ち仕事で股関節やお尻が痛くなる原因と改善事例についてお伝えしました。

重要なポイントは:

– 股関節やお尻の痛みは、腰や骨盤の歪みと関係していることが多い
– 強い刺激は逆効果になることもある
– 足首の緩みが姿勢に影響し、腰や股関節に負担をかけることがある
– 姿勢を整えることで、股関節の動きが改善する

無理せず、少しずつ体を整えていくことが大切です。

もし痛みが続く場合や、仕事や日常生活に支障が出ている場合は、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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