患者さんの症例|草引き中に指を脱臼したとご来院された40代女性→骨折でした

【患者さんの症例】40代 農業 女性

草引き中に指を脱臼したとご来院した患者さんですが、当院で診察した際、骨折だと判明し病院に転医していただいた方のことです。

ご本人様からも、みなさんのお役にたてるならと、画像のご使用を快諾いただきました。

当院は接骨院なので、もちろん脱臼や骨折も整復します。
今回の方も、脱臼ということでご来院したのですが、関節ではなく骨体自体が曲がっており、明らかに骨折していました。

骨折にはいくつか種類があり、この患者さんの場合は斜骨折で骨が斜めに折れている状態です。
折れた面が斜めになっているため、骨の軸がまっすぐになりにくい骨折→「曲がったまま治りやすい骨折」になります。

当院で、折れた骨同士を整復し軸を合わせたものの、どうしてもズレて回旋してしまうので、病院へ転医しての加療をおすすめしました。

病院での診察の結果、やはり斜骨折だということでギプスをまいていたのですが、疼痛がどうしても引かず、総合病院での精密検査となりました。

そこで、判明したのが「内軟骨腫」による、骨にできた腫瘍が原因で骨が弱くなってしまい骨折したということです。

内軟骨腫というのは、骨内部に軟骨様の腫瘍ができ、骨体自体が空洞化してもろくなる状態です。
悪性ではないので痛みや転移はありませんが、骨がもろくなるため少しひねっただけで骨折してしまったようです。

通常のねんざや脱臼だと思っていても、このように腫瘍のような疾患が隠れていることもあります。

触診だけではわかりませんし、レントゲンやMRIなどの画像診断装置でなければわからないものです。

当院でも、骨折の整復施術はしますが、整復できないもの、整復してはいけない種類の骨折もあります。

そういったものの判定をするのも、資格を持ったプロの接骨院の使命だと思っています。

ケガをして、大丈夫だと思っていても、骨折や亜脱臼の場合などもあります。
ケガをした場合、自己判断だけで終わらせず、ぜひ一度接骨院にご相談ください。

ご自身の判断よりも、確実です。

ぜひ、ケガの専門家である接骨院の知識をご活用ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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