女性に多いお悩みの中に冷え性と便秘があります。
特に便秘はお腹が張ってきたり痛くなったり、頭痛、肩こり、食欲不振、口臭、不眠、疲れやすい、イライラする、ニキビ、肌荒れなどいろいろな症状につながることも多く見られます。
今回、そんな便秘にお悩みの方からご相談をいただきましたので、同じお悩みの方に少しでも便秘解消のお手伝いができればと思い、自宅でできるツボ押しについてまとめてみました。
便秘でお悩みの方は是非ご覧ください。
こらちの動画でも説明していますので、参考にしてください。
便秘に即効性のツボってどこにある?
便秘には大きく分けて2種類あり、腸の働きが弱くなったものと、働きが強すぎるため痙攣したようになったものがあります。
腸の働きが弱くなると便を押し出す力が弱いため便秘になり、食生活や運動不足が原因になると言われています。
腸の働きが強すぎる場合は、便の通り道が狭くなってしまうため出にくくなります。
こちらはストレスが原因とされています。
便秘でお悩みの方は、慢性的に出にくいという方が多く、お腹の張りが強くなってくると少しでも早く解消したいと思われているようです。
食生活を変えてみたり、水分をしっかりとったり運動もしてみたりといろいろなことをやってみるけどなかなか解消しない。。
それは、便秘の原因が違うためにうまく解消できないのかもしれません。
そんなときに、ツボ押しで辛い便秘が解消できることもあります。
東洋医学では全身に360箇所以上のツボがあるとされ、その中にはいろいろな便秘のタイプに効果のあるところもたくさんあり、即効性のツボもあります。
即効性のあるツボの多くは、お腹や腰回りにあり自分でもツボ押しマッサージができます。
お腹や腰の周りや骨盤のところには内臓に行く神経があるので、ツボを押すことで神経自体にも刺激が入り、便秘の解消に働くとされています。
次のところではタイプ別にできるツボ押しマッサージのポイントをお伝えします。
タイプ別にできる便秘を解消する腰とお腹のツボ押しマッサージ
それでは、腸の働きが弱くなったタイプと緊張が強くなったタイプに分けてできるツボ押しマッサージをお伝えします。
動画でも説明していますので、そちらも合わせてご覧ください。
ツボ押しマッサージをお腹に行うときは、仰向けに寝て膝を立てて行います。
お腹のツボ押しをするときは、左右の人差し指と中指と薬指を重ねて呼吸に合わせて息を吐くさいにゆっくりと押していくと楽に押すことができます。
くれぐれも無理な力で強く押しすぎないように気をつけてください。
《腸の働きが弱くなったタイプ》
東洋医学的には水分代謝が胃腸の調子に関係するので、それを整えるようなツボを選択して行きます。
水分の代謝が悪くなるため体の冷え、腸の働きが弱くなってしまいます。
なので体の冷えを取って腸の働きがよくなるツボをマッサージして行きます。
大巨:おへその指3本横から指3本下にあります。
右側は下から上に向かいツボを押し上げるようにマッサージして行きます。
左側は上から下に向かいツボを押し下げるようにマッサージして行きます。
大腸兪:骨盤のいちばん上を結んだ線の高さで背骨より左右に指2本分外側にあります。
テニスボールなどを背中に当てて仰向けに寝てゆっくりとツボを押すようにマッサージします。
《緊張が強くなったタイプ》
ストレスなどで腸を動かす神経や筋肉が緊張するので、それを解消するようなツボを選択します。
中脘:おへそと胸骨下端を結ぶ線上の真ん中にあります。
呼吸に合わせてツボを少し押し上げるようにマッサージして行きます。
関元:おへその指4本下にあります。
呼吸に合わせてツボを少し押し上げるようにマッサージして行きます。
それぞれ、タイプ別に便秘を解消するためのツボ押しマッサージをお伝えしました。
どちらのタイプもツボを刺激する際には、仰向けで膝を曲げてお腹の緊張が緩んだ状態でやってください。
押す回数も10回ほどを目安に呼吸に合わせて無理のない強さでやってみてくださいね。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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