捻挫がなかなか治らないのですが、診てもらってもいいですか??~よくいただくご質問
- 2014年08月08日
- ブログ
今治市上徳の星野鍼灸接骨院院長の星野です。
先日、お問い合わせの方です。
病院で『ねんざ』といわれ3週間固定されたが痛みが引かないので見てほしい。
という内容でした。
詳しい状況を聞くと、
①手をついて転倒し、親指を強く開いた状態で捻挫をしてしまった。
②夜だったので、次の日になって病院に行った。
③レントゲンは骨に異常がないと言われた。
④靭帯の損傷が激しいので、ギプス固定になった。
⑤2週間たって病院に再び見てもらったが、指の曲がりが悪く、あと3週間固定といわれた。
ということでした。
状況を聞いて、うちで出来るであろうことを伝えて
ご来院頂きました。
当院で見たところ、
①ねんざは親指を手の甲側に強く曲げて起こった。
②骨には異常がないが、靭帯の損傷は中程度ある。
③関節のズレが矯正されていない。
④固定期間が長すぎる
という感じです。
まず、状態を説明して、関節のズレを矯正。
捻挫の場合、多くは関節がずれていることがあります。
関節自体のズレは脱臼や、亜脱臼ですが、
ねんざでも関節の可動軸のズレは起こります。
今回の患者さんの場合は、可動軸のズレだけではなく
関節面のズレもあったので、亜脱臼といってもいいくらいでした。
患者さんには寝てもらい、少し痛みが伴うことを説明して整復。
3週間たっているので、少し関節が動きにくいです。
整復動作後、指を曲げ伸ばししてもらうと、しっかりと握ることができるようになりました。
整復した後なので、その日は包帯固定。
次の日以降の仕事などの注意点を説明し、終了しました。
長期間の固定は、関節可動域の制限がかかりやすくなります。
固定期間は長ければいいわけではなく、状況に応じて変えていく必要があります。
今回の場合は、整復をしていなかったことによる治癒の遅れでした。
単純に固定していれば治るというわけではなく、
きちんとした『整復』と『固定』が早くねんざを治すカギです。
あなたの周りで、なかなかねんざが治らないとお困りの方がいらっしゃいましたら
一度ご相談くださいね。
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