良くいただくご質問~子どもの腕が抜けるのは予防できますか?
- 2016年01月27日
- ブログ
子どもと遊んでいたりして、
急にひっぱたりすると、泣きだして腕を押さえて
動かさなくなることがあります。
これは肘内障という肘の脱臼です。
腕を引っ張ったりすることで肘にある靭帯が抜け
脱臼状態になり、痛みと引っ掛かりが出て動かせなくなります。
(画像は肘を曲げた所です)
子どもが小学校2年生くらいまでは
肘の橈骨(とうこつ)という骨がしっかりとできていないため
輪状靭帯が抜けやすく脱臼しやすくなります。
一度抜けたらクセになるというのではなく、
何回も抜けるのは子どもさんの骨格によるものが多いので、
抜けやすい子は注意が必要です。
【注意のポイント】
●手首から肘のあいだを持って引っ張った場合に抜けることが多いので手を引っ張らないようにする。
●もし引っ張る必要があるときは肘から上を持つ or 手のひらを持つ(手首から下を持つ)
●抜けやすい子は寝返りをうっても抜けてしまうので注意してください。
その他の肘内障の記事はこちら
先生、急患です!保育園園長からのSOS『腕を踏まれた子ども~肘内障』
抜けたときは、きちんと病院や接骨院で見てもらえばおそらく大丈夫ですが
整復したあとも痛がったり、10歳以上になって肘内障と診断されたり、
肘を傷めた原因がこけたなど、ケガの場合は骨折の可能性もあるので注意が必要です。
(実は僕も小学生の時に誤診され、骨折を見逃されて一晩過ごし、結局手術しました。)
当院では、保育園などに肘内障予防のために
簡単な資料をお送りしています。
必要な場合は、コメントやメールでご連絡ください。
折り返し送付させていただきます。
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