NHKも取り上げた~ぎっくり腰や肩こりなど筋筋膜性疼痛の原因は筋膜の緊張です
- 2016年01月24日
- ブログ
いつも楽しく視聴しているものに
NHKの『ドクターG』という番組があります。
総合診療医と3人の研修医が患者の症状から、
症例検討をし、病名を当てるというものです。
先日は、原因不明の腰痛の症例検討でした。
その中で、ぎっくり腰や肩こりなどの
筋筋膜性疼痛(いわゆるスジの痛み)の原因は
筋肉ではなく、筋膜の緊張から来ていると言われています。
筋肉はいくつもの繊維がそれぞれ膜につつまれ、
それが束になり、また次の筋膜に包まれながら
すこしずつ大きな筋肉の塊になっていきます。
その筋膜は一つの筋肉だけでなく
複数の筋肉とつながり、全身を覆うように筋膜が
つながっています。
ぎっくり腰や肩こりなど、一般的に筋違いと言われるケガは
筋肉がとても固くなり動きにくくなることで痛みが発生します。
この時にマッサージなどでは凝り固まった筋肉を
押したり揉んだり引っ張ったりしながらほぐしていくのですが、
凝り固まった筋肉などはそう簡単にはほぐれません。
これが、ぎっくり腰などが治りにくい原因です。
最近になって、こういった筋筋膜性疼痛(ぎっくり腰など)の痛みは
筋肉よりもむしろ筋膜に原因があることがわかってきました。
もともと、オステオパシーやカイロプラクティックなどでは
筋肉だけでなく、筋膜やリンパの流れを整えることで
痛みを取り除けることがわかっていました。
それが、西洋医学問的に解明されてきたということです。
今回の症例の患者さんは
首を傷めたことでそれに関連する筋膜に癒着が起こり
首だけでなく腰の筋肉に痛みが出てきたということです。
腰に痛みがあっても、原因はそこではないことがあります。
今回は頸椎ヘルニアからの神経性の疼痛が
筋膜を介して腰に痛みを発生していたことになります。
ただやみくもに、痛いところ凝っているところだけを見ても
痛みの原因がそこになければ対処療法になってしまい
何度も繰り返しの痛みが出てきます。
今回のドクターGでもやっていましたが、
原因箇所を突き止め、鑑別診断を行うために
痛み止めなどの局所治療を行うことはあります。
おなじ腰痛や肩こりでも原因は色々あります。
体操してもなかなか良くならない、
治療してもすぐに痛みが出るという場合は
原因箇所と痛みの場所が違うことがあります。
痛みやコリは一つの結果にすぎません~『基準を変える』本当の原因はどこに?
すこしでも気になることがあれば、
ほかの施術法や診察を受けてみてはいかがでしょうか。
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